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「忙しすぎる」の解決策

 この記事でも書きましたが、以前メンタルをやられたことがあります。

 仕事がつらい、忙しすぎる状態を放置しているとこうなりがちなんですけど、なってしまったときには何をすればよいのか、初期に気づくにはどうしたらよいのでしょうか。
 私は専門家ではありませんが、気を付けていることを書いてみます。

自分の状態を定期的にチェックする

 これが意外に大事です。自分の状態を自分で判断できなくなってしまうというのが一番まずいのです。

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 月に1度くらい、週末あたりに「今の自分の状態」を振り返ってみるとよいと思います。私は2週間に一度くらいやっています。

 これで、一時的なものであれば、それだけで気持ちが落ち着くこともあります。「〇〇までにがまんすればよいや」みたいな感じですね。
 でも、継続的なものなら、もっと根本的な対応を考えていく必要があります。忙しすぎるのなら、ケース別に人を巻き込んでいく必要がある。

〇〇の仕事だけを任せる人が欲しい

 ただ「誰か助けてくれ」という話をしても、実はあまり助けてくれません。もう少し問題に沿って考える必要があります。

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 そこで「〇〇の仕事だけを任せたい」というのがわりと大事です。自分の仕事の中で、タスクとしてまとまってお願いできる人が欲しいという話ですよね。一番よいのは、チーム内の経験が浅いメンバーや、有期雇用のパートさんなどにサポートしてもらうことです。

〇〇のプロジェクト(運用)をほかの人に頼みたい

 これは引継ぎが必要で、すぐやるのは大変ですが、「大きな仕事が来たタイミング」で相談するのがよいです。

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 「お受けすること自体は問題ありませんが、〇〇についてそろそろ××さんあたりに任せたいんですが…」ってやつですね。
 私は以前、半年くらい前から狙いをつけておいて、その人の仕事が少し落ち着いたタイミングを狙って話をしたりしました。で、「ちょうどよかった、次の仕事を考えてたんだよ」みたいな話になると◎。

〇〇のプロジェクト(運用)の××部分を手伝ってほしい

 上のケースよりも、こちらの方がマネージャーとしては調整しやすいのです。プロジェクトでいうと、たとえば事務局的なことを誰かに任せるというのは一つの手です。

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 また、特定のシステムの連携部分だけを別の人にお任せしてしまうとか、新しい技術の導入部だけをスキルの高い人にお願いするとか、いろいろやり方はあります。

 頼みたいことが具体であるのなら、それをマネージャーにぶつけてみるのも手です。すると思わぬビッグネームの名前が出てくることもあるかもしれませんが、それが最適だとマネージャーが判断しているのですから、それでよいのです。

本当につらくなってしまったら

 ただ、それでも、気づいたら限界が来ているということも起こりがちです。ここで一番まずいのは、急なチーム離脱。「会社にこれなくなる」という状態ですね。

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 一つ覚えておいてほしいのは、最後の手段。「もう限界なので、誰か信頼できる人に相談して扱いを丸投げする」というやり方です。

 ここで「上司」と書かないのは、上司にもこういったことを受け止められるタイプと受け止められないタイプがいるからです。
 いわゆる現場系の上司などだと「よし、いったん俺が考える、任せとけ!」とか言ってくれることも少なくないですが、管理系だと「そんなこと言われても困るよ。どうすればいいんだよ。もうちょっとがんばってくれよ」なんてなりがち。

 上のようになるとなんというか積むので、他のチームの信頼できるリーダーであったり、先輩であったり、二次上長であったり、自分にとって「信頼するに足る」と思う人に相談するのが良いと思います。意外に他チームのことであっても聞いてくれる人はいるものです。
 あとは人事。キャリア相談窓口などを開設している会社も多いので、そこもうまく活用するのが良いと思います。

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