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40代情シス女子が今までのお金に関する失敗をまとめてみた

#お金について考えていること
の参加記事となります。

初めてのアルバイトで世間を知る

 いろいろあって、進学校にいるにも関わらず、高校時代から割とがっつり働いておりました。細かい経緯をすっとばすとこんな感じ。

・教師を目指していた
・お小遣いをあまりもらっておらず自由になるお金が欲しかった
・通っていた塾で「手伝ってみない?将来の参考になるよ」と言われた

 最初のうちは塾の課題が終わったらそのまま手伝いに入るというちょっと緩い感じだったのですが、問題は夏期講習で、朝7時~夜21時過ぎ(11時~1時までお昼休み)という勤務が続きます。

 採点して生徒の相手してお昼ちょっと休んでまた出勤して。。。

で、待ちに待った給料日に恐ろしいことを言われてしまいます。

「思っていたより時間数が多かったので、適当な額に引いといたわ。あまり多すぎるのも良くないしね」

家族ぐるみで付き合っていたので何も言えなかったのですが、
世間、厳しい…!

今思えば、条件面をちゃんと確認すべきでしたが、中3の最後から働いていた世間知らずでそんなの知る由もなく。

みなさんも、学生時代のアルバイトには気を付けましょう。
労働時間と収入が見合わないと悲しくなりますし、考える時間が削がれます。

大学時代の極貧生活でお金のありがたみを知る

 そして大学時代、上に書いたアルバイトから何とか離脱し、一人暮らしすることになりました。
 それまでが忙しすぎた&学校が忙しかったので、最初のうちはアルバイトは控えていたのですが、お金の使い方がいろいろうまくなくて、貧乏生活を送る羽目になります。

 今思うと、一つの敗因はミニキッチン。お料理ができる人は、ミニじゃないキッチンの物件を選んでうまく自炊したほうが効率的な生活ができると思います。
 ミニキッチンだと、作れるものにものすごい制約が出ます。

 1Kでキッチンだけ独立している方が、確実に自炊率は上がります(家賃も上がるけど)。
 というか、ミニキッチンで料理している人には頭が下がります。

就職時に考えたこと

 そんなこんなで世間の荒波にもまれたので、就職時にはお金や自分がどんな生活がしたいかということを真剣に考えるようになります。
 イメージしたのはこのあたり。

・給与体系…あちこちのカタログを見て基本給の目安を置きました。
・勤務時間や休みの取りやすさ…これはお休みの数で確認しました。
・暮らしたい生活レベル…本は好きなだけ買いたい。

 お金だけではないけれど、一定の生活レベルは保ちたい。米もなくなって友達に100円めぐんでもらったり、パスタにポン酢をかけて食べるような生活はもうしたくありません…!(なんだか悲しい味がした)。

 ということで、夢に挫折しながらも給与レベルは確認したうえで就職しました。

銀行の外貨預金と投資信託で貯金を吹き飛ばす

 そして、給与だけで生活できるということを事前に計算し、下記に書いた通りとある企業でめちゃめちゃ働いて小金を持って多少余裕のある状態で就職したのですよね。
 この余裕が次の悲劇を生みます。

 毎月一定額のお給料入ってくるわけです。当時は家賃補助もしっかりあって負担も少なく、お酒もその後ほど飲んでなかった。しかも貧乏生活に慣れているので、あまり贅沢もしないし、地方都市で物価が安かったので、小金がたまるのです。
(下記はその後の話です)。

 そこで入社3年目に「何かリスクが少なくよい投資はないか」と銀行で相談したんですけど、先方にしてみればもう、カモですよ。カモ。

「外貨預金がおすすめです」

なんて言われてその気になって貯金したらいきなり下がりましてね。ええ。
あまり調べずに以前留学したことのある国の外貨を買ったら、ドーンと。
で、あわてて解約したら、結構手数料かかるんですよね。
 6桁とはいえ、社会人一年生にしては痛い損をいたしました。ええ。

 さらにその後、懲りずに投資信託に手を出します。結論としてはこれも堅調なセットを買ったはずが、買ってすぐにどんどん下がりだし、持っておけばよいのに焦って売り飛ばしたので、これもまた十万以上損をすることになります。

忙しいのに貯金ができない日々に突入

 その後、投資には手を出すのはやめたのですが、今度は激務で収入が上がったのをトリガーに毎日大酒をかっくらい、生活があれて貯金ができない日々に突入します。

 ちなみにこういう生活をすると身体を壊して医療費が馬鹿にならなくなるので、やめた方がよいです。

人生とマネープランを見直す

 その後、入院・手術することになりまして、いやおうなしに時間ができて、これが人生を見直す契機になりました。

 一つは、本業で稼ぐということです。しかも当時の残業で稼ぐスタイルはリスクが大きいので、基本給を上げる必要がある。しかも技術には限界がありそうということで、管理職をめざすことになります。
 これで基本給が上がり収入が安定します。

 もう一つは家計を見直すこと。外食費もそうですが、付き合いで通っているエステなどもあったので、効果のあるものだけにしぼって思い切って減らしました。
 さらに、電気代やガス代。コストパフォーマンスの悪い機器は思い切って買い換えた結果、電気代もガス代も下がりました。

 ここまでやったら月々の生活に余裕が出てきたので、今度は大きなお金の扱いをどうするかの検討に取り掛かります。

①住宅ローンの返済…まずはこれを早く返してしまう(借り換えも検討しましたが、あまり得にはならなかったのでやめた)。
②積み立てNISA…なんといっても非課税。月3万までなので、微々たるものですが、今のところはプラス。これは長期的に考える。
③積み立て貯金の見直し…月の積み立て額を無理ない範囲でアップ

 このあたり。
 今の目標は40代のうちにローンの返済を終えてしまうことですかね。②以上の投資は、今のところ考えていません。考える時間は、いったん、自分のキャリアアップなどに使うことにします。

マネープランの見直し方は人それぞれ

 しかしサラリーマンの副業とか投資とか、情報商材もたくさん出ていて、本や雑誌もたくさん出ていますね。
 私の場合「本業で稼ぐ」「経費を減らす」という二点にかじを切ったのですが、投資もいろいろ調べました。そのうえで一つ思うのは「何も考えずにうまい目を見る方法はない」ということです。

お金にお金を稼いでもらうようになるには、適度な資金と時間が必要。

仕事にリソースを激振りしたい人には無理なので、どこまで時間をかけられるかでマネープランは考えた方が良いと思います。

40代からマネープランを考える人は、本を読むのも良いと思います。しっかり考えることは必要。
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こちらはフリーランスの女子向き。コミックエッセイが好きな人にはおすすめ。わかりやすいよ。

こちらは教科書的な本。こういうのを一冊手元に置いておくのもいいですよね。今キャンペーンでちょっと安くなっています(2021年12月12日)気になる人は急いだほうがよさげ。

おしまい。

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