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良い子ちゃんが髪にオレンジの差し色を入れたら見えてきた世界

キャリアにつまづいた30代女子、やさぐれはじめる

 何が起きたかはここで書いていますので、置いておいて。

 で、やさぐれまくって毎日飲んだくれていたわけなのです。
でもなんだか心は晴れず。
 金曜日の夜などは、日が変わるまで焼酎とかジントニックとか強い酒を飲んで、土曜日のお昼くらいまで寝たりしていました。

やさぐれた30代女子、外見を変えることを試みる

 そして、天パが本当にいやだったというのもあり、美容室をはしごすることになります。

 で、デパートの中にある若向けの美容室に入って、縮毛矯正とあわせて「ちょっと外見を変えたくて、カラーリングにも興味あるんですけど」っていう話をします。

 するとなぜか勧められたのがオレンジの差し色を入れることでした。
 なんでやねん。

いや、茶髪とかすすめられると思ったんですよね。
でも、三歩くらい上をいった感じになりました

「ちょっと派手じゃないですか?」
「いやこれくらい皆さんやってますよ!」
「ちょっとですから!すぐ落ちますから!絶対似合うと思います!」

 で、オレンジの差し色を入れちゃいました。

合わせて、眼鏡をパワーアップしてみたぞ

 ちなみにもう一点、眼鏡派なんですが、こんな眼鏡チェーンのついた眼鏡に変えました。

 さらに、目がしんどかったんで、遮光でちょっと色のついたいいレンズに変えたんです。結構お高かったんですが、思ったより色が濃くて、なんだかサングラスみたいな感じになっちゃった。

 でもなんだか、これでとっても落ち着いたんですよね。
 戦闘力が上がったというか。

外見を変えたら、なんだか肩の力が抜けて世間が優しくなった

 で、まあ外見を変えて会社に行ったわけですが、しばらくは誰も何も言わなかったのですよ。

いつ何か言われるのかとひやひやしていたのですが、
何も注意されなかったのです

 で、しばらくして同期と話す機会があったのですが

「あの…大丈夫?だんだん見た目が変わってきてるけれど」
「何か心境の変化とかあった?」

 と聞かれます。
 どうも、職場の他の人から聞いて来いと言われたらしい。

まー別にいいんだけどさー、
気になることがあれば直接聞いてくれればいいのにっておもうけど
責めてるみたいに聞こえるのもいやだったらしい

 いろいろあったし心配だけど角を立てるのもいやだからお前聞いてこいと。皆さん優しいですね。

 で、まあそれ以上外見に手を入れるのは止めたのですが、オレンジの差し色って意外に落ちなくて、半年くらい残っていた気がします。

 眼鏡の方も、結構いいやつだったので、何年かそのまま使ってましたが、そのうち色がついていなくて遮光のいいやつが出たので、そっちに変えました。

 でもまあ髪型って、ちょっと気を付けるだけでずいぶん変わりますよね。今までルーティン的に同じようなヘアスタイルだったので、髪を染めるということ自体は良い経験だったと思います。

 あとはまあ、当時はめっちゃストレス貯めていたと思うのですよ。これを逃がす方法をうまくとらえられていなかったのだろうなあと思っています。

 今はウォーキングでわりとメンタルは安定しています。おすすめ。

 おしまい。

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