人生で一番がんばったマネージャー試験の話(プレゼン本番の日)
しばらく間が空きましたが、これまでの経緯はここにまとめていますので、ご参考まで。
今までで一番緊張した日がやってきた
いやあ、もう緊張しましたよ。当時は毎日会社行っていましたが、いつも通勤しているビルと違う本部があるビルに行かなければいかん。
大分早めについて、執務スペースを間借りして、話すことを確認しながら時間が経つのを待ちます。
プレゼン開始!しかし。。。
そんなこんなで始めまして。それまでさんざん練習してきていますので、それを思い出しながら話し始めました。
というかこれだけ練習していると、口が勝手に話してくれます。
講評でも「堂々と目を見て話ができていた」と言っていただいたので、プレゼンのすすめ方自体は合格点だったと思うのです。
しかし、私の弱点「緊張しいしい」が登場しましてですね。気づいたらめちゃめちゃペースが速くなっていた。
20分の予定が、10分ちょっとで終わっちゃった。
がーん。
質疑応答が始まったぞ
そんなこんなで「じゃあ座りなさい」とガイドしていただいて、お誕生石に誘導されて質疑応答が始まりました。
聞かれたことは、途中まではプレゼンの内容に即したもので、こんな感じ。まあだいたい想定内。
かなり具体的で「うーん、これなら確かにメリットはありそうだし、何とかいけるかなあ。。。」的な感じになっていきます。
そして一通り話し終わり、仕事全体の話に進展します。
なんだかほのぼのした雰囲気になった
そしてこれがまったく予想外だったのです。
なんというか途中から、経営陣の方の雰囲気がふっとほぐれて、雑談的な感じになっていきました。
「まあ少しゆっくりしていきなさいよ」みたいなね。
社長が急遽不在になったのもあるのかも。
急にラフな雰囲気になって「ところでさあ、〇〇ってどう思ってます?」みたいな話だったり、「こういったことがIT業界だと話題になっているけど、どう思う?」的な話だったりして、まああとは人材はどこが足りないかみたいなね。
まあ、人材が足りないのは間違いないので、そのあたりは具体でどういったカテゴリのどういった人材が足りないかといった点から会話をしました。
でも、事前の部内プレゼンでは「信条を聞かれる」とか「プレゼンしたことの矛盾を問い詰められる」とかいろいろ怖いことを聞いていたので、めっちゃ緊張していたんですよ。
今回の面接官の方は、実は皆さん知り合いで、お若いころに一緒にプロジェクトをやってくださった方や、私もコミットしていたプロジェクトで夜にお菓子を配ってくださった方(当時は部長)だったりとか、よく知ってくださる方が多かったんですよね。かなりラフに、優しく話しかけてくださって、面接官に恵まれたというのが正解だと思います。
あ、ちなみに最後に「情シスとしてユーザ部門に求めることは?」という質問を頂戴しまして。
「対立するのではなく協調したいので、理解しようとしてほしい。わからなければなんどでも説明するから」ということを回答したら、皆さんニコニコして、うなずきながら聞いてくださっていました。
ちなみに、あとで講評見たら、以前新規事業立ち上げで一緒に仕事をした方から「成長しましたね」と書いてあって、なんか泣きそうになった。
そして、部署に帰って周囲から「どうだった?」と聞かれて「なんだかほのぼのして終わりました」と答えたら「えええ???どうして?」となりまして。珍しいケースだったらしい。
さて、結果は、今マネージャーやっているということはお分かりかと思うのですが、講評で言われたこととその後についてまとめて終わりにしたいと思います。
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