仕事は何度も確認を入れようという話
イメージ合わせは大事です
情シスへの依頼には、いきなり10割で返せるものもあれば「本当にこれでよいのか?」と思うようなものが結構あります。
何をしたいのかわからんのよ。
じゃあ最初に聞くと「言われたものを持ってきただけだからわからない」なんていわれたりして、もう泣きたくなりますですよ。
そんなときによく話しているのは「早いうちに依頼者とのイメージ合わせをしなさい」ということです。
相手の信頼度によっては、下記の3段階くらいとるようにしています。
・仕事の成果物イメージを見せる
・イメージに多少もっともらしい数字が入ったものを見せる
→これが4割くらい
・最終納品する
目的や背景も確認しておこう
これも大事ですね。まあ、部下に指示を出すなら、ここもしっかり説明すべきなんですが、聞いてほしいなとも思ってます。
いつも「残念だなあ」と思うのは「結局〇〇すればいいんですね?」という「やること」だけを確認することです、とくに情シスの仕事って、作成する途中で状況を見て方向性が変わることなんてままあるので、目的に沿わない結果になりそうだったら一度中間報告を入れるのが吉。
どんなステップであるかを明確にする
ここで大切なのは、どんなステップであるか、何を確認してほしいかを事前に伝えておくことです。レイアウトを確認したいのに、中身ばっかり気にした指摘をされることなどもあったりしますので。
依頼者はいくらでも作り直せると思っているぞ
システム開発でもそうですよね。報告資料なんかも、一から作り直すと大手術になること多いですからね。。。
じゃあ最初に全部決めればよいのかというと、ある程度しっかり数字のイメージが伝わってこないと「いいですよ」なんて生返事をされて、納品してから「ごめん、前見た時にはここまで気づかなかったわ」なんていわれたりします。
なので、上にも記載したように「イメージに多少もっともらしい数字が入ったものを見せる」ということが有効になってきます。
途中経過を残しておこう
表やグラフなんかは、最後に出す前に「見せ方」でいろいろと指摘が入ったりします。
それ自体はいいんですけど、全部やり直しを何度もするのは避けたいので、集計なんかはある程度途中経過を残しておくようにしています。
しかしこういった「仕事の段取り」的なものは、あまり教えてもらえないですよね。中小だからかしら。
こういったことを優しく書いてある本って、あるようで、ない気がする。。。
さらに10年目になってくると次の壁が来るんですけどね。
おしまい。
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