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外部研修と情シス

大手の実施する外部研修について

 いくつか受けたことがあります。プログラムとかネットワーク、Windowsサーバの基礎とか。「行ってこい」で受けたものもあれば、自分で「受けたいです」と受けたものもあります。

 最初に行ったのはCOBOLの研修でした。これが悲しいことに、当時はCOBOLは衰退している時期で、4月入社で研修に受けられるのが7月…!以前受講した方のマニュアルが大量においてありましたので、自習していたら、ある程度組めるようになって、参加するときにはもう本番の開発に参加していました。
 ただ、意味がないことはなくて、「なんとなく」でやってきたことをきちんと説明してもらえたり、実習を通じて丁寧に説明してもらえるので、触ったことがある状態で行くというのはよいと思います。ただ今はオンラインでいろいろな講義もありますからね。金額を考えるとちょっと微妙かも。

 「もったいないなあ」と思ったのは、「情シスに配属になって言われたから参加したけど興味ないし全然わからない」という人ですね。お役所の方でした。グループワークで一緒になって、結局ほとんど私がやったのですが、「助けてくれたから」と、お昼をおごってもらいました。ラッキー。

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インフラ系の研修

 ネットワーク系やサーバ系の研修も初歩のものを受講したことがあります。これは基礎がわからなかったので勉強したかったから上司に相談して参加させてもらいました。

 どの講座も、説明はわりとしっかりしていて、実習も交え、先生によっては最近のトレンドや構築例なども教えてくれたりします。それはそれで参考になりますが、ネットワークって会社ごとの制約事項が多かったり、癖もありますからね。個人的には実務には直結しなかった印象。これなら調べながら自分でどんどん構築して、という方がよい気もしました。
 私はインフラよりも開発寄りという自覚があるので、興味の向き先もあるのでしょう。

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こういうのも個人で参加したことあります。

これは完全に実習寄りですね。知っているものが多かったけど、私にはフムフムという感じでこちらの方が好みでした。セミナールームが大学の大教室みたいな感じで先生とはちょっと距離感がありましたが。
 問題は、この日経のやつは、日経の本(Mook)とセットのことが多く、先に本を持っていて興味があってセミナーに参加すると本が再度もらえてしまうという。。。何度か人にあげました。今もそうなのかしら。

役に立つかは人それぞれ

 以前マネージャーになった時に、ITリーダーとかの研修なんかも参加したいと上司に相談したことがありましたが、「以前参加したけど実務に役立たないですよ。必要なレベルには達しているので、それより開発案件をもっとやってもらいたい」という感じで、そのときは却下。個人で参加してもよかったのですが、当時財政的にいろいろ厳しかったのもあってそのままになっています。

 個人的には、何か実務的なもので、概念をしっかり学びたいとか、いまいちとっつきづらいというときにこういった外部のセミナーに参加するのはありだと思います。参加のスパンが長い(一度逃すと3か月後)のものなどもありますから、計画的に業務調整も含めてやらないと、情シスは忙しいのでどんどん時間が過ぎてしまいます。

 あとは、上司の協力ですね。。。。
 自分でどんどん調べて前に進めるタイプの方にはこんな研修要らないので、必要性を理解されない方も多いです。そうなるとお金も出してもらいづらいので、それでも必要性を主張するか、個人で参加するか、そのあたりは判断かと思います。

 あと、書いた通り、当たりはずれや向き不向きはありますね。無駄になる可能性もあるので、よく調べて、多少無駄があってもいいやくらいのつもりで参加したほうがよいとは思います。



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