メジャー目指さなきゃならない?

 アマチュア音楽活動をしている人で、メジャーに行くことを目標にしている人は多いし、それ自体は否定しないんだけど、『メジャーに行かせてやる』というのをうたい文句にしているプロデューサーにはちょっと要注意。そもそも、本当にメジャー行かせることはできるのか?また、プロデューサーを騙った悪徳商法である可能性も高い。

 そもそも、なぜメジャーを目指すのか?

 まず、世間体。ファンの手前、家族親類の手前、音楽活動をしているという以上、メジャーを目指しているというていにしなければならないというのがある。また、音楽ファンの中でも、メジャーを目指しているからこそ応援しているという人も少なからずいる(ただ、そういう人は、肝心な、音楽そのものをちゃんと聴いているのかという疑問は生じてくるが)

 つぎに、思い込み。メジャーを目指さないといけないという空気や、アマチュアは劣っててメジャーは優れているという思い込みが、少なからずあるのであろう。

 金の問題。アマチュア活動していると、どうしても活動費がかさむ。機材費やチケットノルマなど。また、音楽以外の仕事をしたくない人もいるかもしれない(甘えか、そもそもほかの仕事ができない不器用な方なのか。校舎だったら仕方ないのかもしれないか。)

 時間。音楽活動してると、正社員として働きづらい(正社員として働きながら音楽活動している方も少なからずいるが、活動に制約がかかるというのは否定できない)これは、社会全体の、働き方改革を待つしかないのか(短時間正社員など……)正社員までは苦しくても、非正規やギグワーカーで、並行して音楽活動をするなどの形も考えられるが……

 メジャーを目指すこと自体は否定しないが、私の考えとして、アマチュアとして、活動の制約を可能な限り取り除くことを目的に、いろいろ活動を考えていきたいと思う。


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