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【エルデンリング】狭間の地の武器ギャラリー11.~冬空に輝く~

こちらは、エルデンリングに登場するさまざまな武器デザインを紹介する記事です。
今回は、カーリア王家に関係する武器を紹介します。

後編、星見と王女ラニに関係する武器です。

ネタバレにはご注意ください




老魔女は、幼少のラニに教えたという
冷たい魔術と、暗い月への恐れを
輝石の氷塊など




星見の杖

星を見上げる者たちの杖です。
素性「星見」の初期装備ですね。

初期装備なので単なる基本的な杖かと思いがちですが、そもそも星見はカーリア王家の祖となった者たち。
その末裔の振るう杖と考えると、急にありがたみが増してきます。

埋め込まれた丸い輝石は青紫色。カーリアの輝石杖のものと色合いが似通っています。

柄の直角に突き出た部分はどういうものか分かりませんが、おそらくは星見に使われたものだと思います。
例えば、方角を確かめたり、日時計のように現在の時刻を推定したり、簡単な測量をしたり……。
……まあどうやるか考えずに適当言ってるだけなんですけど。


青白の木盾

金属補強された、木製の小円盾です。
金属の意匠は、夜空の星、運命を表しているそうです。

現実でも、天体をこのような記号で表す場合があります。
身近な例でいうと、十二星座は占いなんかでも記号で表したりしますよね。
ほかにも、金星は「」、火星は「」など、惑星の記号もあったりします。

カーリアの運命は星とともにあり。
おそらくこの盾も、運命を占った結果として作られたものなんでしょうね。


ブラックレザーシールド

黒革張りの円盾です。
カーリアの城館の召使い、ピディが販売しています。

八角形の意匠は、極星の意味を持つと言います。
極星って、北極星のことでしょうか。狭間の地にもあるんですね。
黒革にあしらわれた金の鋲は、まさに夜空に輝く星です。

暖かい毛皮で裏張りがされており、冷気を防ぐそうです。
ほんとかな?
「北方の盾」とのことですが、とはおそらく巨人たちの山嶺のことですね。
やはりこれもカーリア王家のルーツ、星見に関連するものなんだと思います。


夜と炎の剣

カーリアの城館に秘蔵される宝剣です。

宝剣というだけあって、豪華な装飾ですね。
剣身には透かし彫りが施され、なんなら刃の部分以外はスカスカです。
鍔も華やかです。あまり鍔迫り合いは想定されていないようですね。
ただでさえ魔術剣で、しかも宝剣ですから、肉弾戦のためには作られていないのかもしれません。

剣身は写真の上半分が青色、下半分が鈍い金色になっています。
おそらく前者が、後者がを意味しているんじゃないでしょうか。

フレーバーテキストでは魔術師の前身、星見のはじまりについて語られています。
明確に巨人たちの山嶺について触れられていますね。
「魔術師」の前身ということは、その流れをくむカーリア王家が禁域以南では最古の魔術師ということでしょうか。
学院ももしかしたら最初は王家が?

専用戦技「夜と炎の構え」は構えたあとの入力によって派生する技です。
弱攻撃派生では剣先に魔力を収束させ……。

ズドン!

と彗星のごとく魔力を放つ大技です。
例の源流の魔術師とよく似ていますが……彼も古い星見の一人だったんでしょうか。

強攻撃派生では、剣に炎を纏わせ薙ぎ払う斬撃を放ちます。
古い星見は、隣人である火の巨人の力をも振るっていたんですね。
黄金律から外れているもの同士、なにか通ずるものもあったんでしょうか。


氷結の針

氷針の刃を持つ刺剣です。
刃が凍りついているのではなく、刃自体が氷です。背景が透けて見えるのがわかりますね。

カーリアの鍛治師、巨人のイジーの作です。冷たい剣は王女ラニへの忠誠を表したものでしょうか。

半球形の護拳は銀色でいかにも冷たげです。
刺剣というよりは、サーベルのような印象ですね。
よく考えたら金属の部分はここだけなので、イジーが作り上げた時にはただの丸っこいグリップだったんですよね。

強攻撃では、氷の刃を遠方へ放ちます。
やはりというべきか、武器は魔力を帯びているようで、刃を飛ばした後は瞬時に氷の刃が再生します。

その割に、装備するために必要な理力もなければ魔力の攻撃力を帯びているわけでもないんですよね。
どちらかというと「魔術擬き」に似たようなものなのかも知れません。


王家のグレートソード

カーリア王家の意匠が施されたグレートソードです。
ラニの影従、半狼ブライヴの得物です。

わざわざ「王家の」と付くくらいですから、この世界ではグレートソードはわりとポピュラーな武器なんでしょうか。人の限界を超えた武器がポピュラーであってたまるか。
その名に違わず、根本から先端まで分厚い剣身と鍔のないシルエットが特徴的です。

埋め込まれた青い輝石によるものか、剣は魔力を帯びています。
剣の腹には何か文字も刻まれているようです。
当然といえば当然ですが、直線的な字形は二本指の秘文字とは異なる特徴ですね。

柄の長さを見るに両手持ちが想定されたつくりではあるようですが、当のブライヴはこれを片手で振るいます。
そうなると、ブライヴのために作られたというよりは、もともとカーリアに存在する剣だったのかもしれません。

その重さから、誰にも振るえぬとカーリアに伝わる宝剣を、影従の獣は片手で軽々と持ち上げ、王女への忠誠を示した……
みたいなエピソードを妄想してしまいます。

専用戦技「狼の襲撃」は、忠誠の証である冷たい魔力を存分に活かした技です。
まずは獣の跳躍力によって回転しつつ剣を突き刺し……

引き抜くと同時に冷気の爆発を起こします。
通常攻撃は単に魔力属性なので、「冷たい魔力」を発揮するのはこの技のみということになります。

ところで、エインセル河の「災いの影」もこれと似た剣を使っていますが、何者なんでしょうか。
剣がカーリアで作られたものだとしたら、彼はもう一人の……?


暗月の大剣

歴代のカーリア女王たちが、その伴侶に贈るという月の大剣です。
これは王女ラニの剣であり、その象徴たる冷たい魔力、暗月の力を宿しています。

柄は白っぽい色で、どこか霜が降りているように見えます。
鍔は手元の方に向かって緩やかに曲がっています。
こういった十字の鍔では珍しいかもしれませんね。

幅広の剣身は青みを帯びて、どこか透き通っているように見えます。
フロムソフトウェアの作品に多く登場する「月光剣」によく見られる特徴ですね。
その色は青白く輝く月の象徴でしたが、今回はそれに加え、冷たい氷のイメージも持つようです。
よく見ると、雪の結晶のように霜が成長していくような紋様が浮き出て見えます。
「凍りついた」って感じがかなり伝わってきますね。

専用戦技「月光剣」は剣を天に掲げ、暗月の月光をより冷たく輝かせる技です。

冷たい輝きはしばらく残り、効果中は青白い冷気の光が舞うようになります。

効果中は強攻撃によって、冷気の光波を放ちます。
光波も歴代の月光剣に共通する特徴ですね。
放たれた光は剣閃を模って、三日月を形作ります。
まさに月光と呼ぶべきものですね。




今回は以上となります。カーリアの源流たる星見と、王女ラニに関係する武器を紹介しました。

次回は武器……ではなく、小盾、中盾を紹介します。

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