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30歳で急に皮膚癌になった

はじめに

隆起性皮膚線維肉腫 (DFSP)という皮膚癌になったところの少し前から手術前後をテキスト化します。
この病気が100万人に数人ほどの希少な病気ということもあり、確かに検索しても情報がとても少なく感じました。
同じまたは近い病気の方に参考になればとも思い、入院中の空白時間を使って記録を残します。

(↑の画像はいらすとやさんで「がん」と検索して出てきたがんもどきとがん細胞です。)

自己紹介
年齢:30歳
職業:会社員

これまで毎年行なっていた健康診断では引っかかったことはなく健康的な生活を送っていました。


結論

隆起性皮膚線維肉腫 (DFSP)という皮膚癌になった。

隆起性皮膚線維肉腫(DFSP)はまれなタイプのがんである軟部肉腫の1つであり、皮膚の深層から発生する。DFSPは周囲の脂肪、筋、そして骨にさえ浸潤しうる能力を持つとされる。DFSPは体幹部に最も好発するが、上腕や下腿、頭頸部にも生じることがある。切除後も局所再発する傾向が強い。しかし、他の臓器に遠隔転移するのは5%程度である。

この病名で検索すると絶対最初にヒットするサイトより引用

経緯

・2020年どこか 体の違和感を発見
胸に小さいしこりがあること気付く。しかし、昔から皮膚がバグっていて過去に小さい粉瘤?良性腫瘍ができたことがあり、痛くなったら病院に行こう程度の考えだった。

・2021年7月上旬 近所のクリニックにて病院受診
上記しこりが大きくなった気がした(5mmくらい?)ので自宅近くの皮膚科を受診した。
→粉瘤と診断され、手術は9月に決定。人気クリニックで忙しいらしい。

・2021年9上旬 近所のクリニックにて粉瘤手術
仕事はリモートワークなので1時間ほど中抜けし病院へ。
手術までの待ち時間30分、院長がきて手術5分。取った腫瘍を確認すると、粉瘤ではない?神経腫?の見え方とのことで病理検査へ。結果と抜糸は2週間後。

・2021年9月下旬 抜糸で通院
抜糸完了。病理の結果の共有があるが、上記悪性腫瘍の可能性があることのこと。粉瘤って言ってたのに?という思いがあり、確認するも担当の医師もこの病気に詳しくなく次回までに調べときます、とのこと。

・2021年10月上旬 病理結果確認
病理の結果を聞きに行くと上記悪性腫瘍で間違いないということで大学病院を紹介される。基本的に転移の確率は低く即死なないが、放置しておくと転移し死ぬ可能性があるので、早めに手術したほうがいい、とのこと。

ちなみに悪性腫瘍とは腫瘍には良性と悪性の2つがあり、悪性のものは浸潤(周りの組織に広がること)・転移(別の臓器や骨などに広がること)をするもの、良性のものは主要部分が周りの組織とは関係なく大きくなるもののことらしい。なるほど〜。

ちなみにちなみにひらがなの「がん」と「癌」と「肉腫」も区別されるらしいですが、気になる方はググってください。

大学病院通院編に続く

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