新型コロナの状況整理①

・1年以上要する、ということが有力視化。

・集団免疫が形成されない可能性あり。

・免疫の持続期間は不明のまま。

・ワクチンとは違う血清による治療法の開発に注目される。

・また、感染復帰者から日常生活に戻るプランも提唱され始めている。

・108兆円の経済政策を出したが、真水は国債発行額の16兆円程度。

→ 国債発行による直接的な破綻リスクは少ない。

→ 一方で、産業を見捨てる方向のため、雇用保険や生活保護費用が莫大になる可能性がある。

・アルゼンチン国債が事実上デフォルト。

・アメリカでシェールガス系の社債デフォルトリスクが高まり、実際に倒産したが、シェールガス生産企業への支援額を引き上げたほか、FRBが250兆円の対策の中で、ジャンク債の買い取りも表明しており、アメリカの金融破綻のリスクは軽減。

・欧州の金融事情はまだ見えにくいが、EUは54兆円規模の経済対策に合意。イタリアやスペインが求める「コロナ債」と呼ばれる共通債は先送り。

・中国は復活したような報道が多発しているが、実際には感染者はそれなりにいるとみられ、第二波の可能性が心配されている。

・食料危機問題なども出始めてきている。


以上を整理すると、

新たに出てきた血清治療がいつ実用化されるか分からないけど、日常に戻るためには、やはり早くてワクチン実用化の「1年以上先」が有力視される。

そして、各国余力を失ってきており、国際社会は「鎖国化」が強まってきている。そして、それが「食糧問題」にまで影響を及ぼし始めている。

そうすると、外食産業、夜の店、ホテル、旅行会社、その他観光業、タクシー、・・・

この辺は壊滅的かも。

デモの動きも出ているようだが、今後さらに追い詰められて暴徒化しないことを願うばかりだ、、、

不動産系も厳しくなりそう。

生活必需品系(食品、スーパー、洗剤、その他)は影響受けなさそう。

忙しくなるのは、ネット通販とか病院、葬儀屋、火葬場お寺。

ゲーム業界とかも良さそう。


製造業(機械、電気、自動車関係)は、特に海外とサプライチェーンに組み込まれているところが多く、「鎖国」の影響が厳しい。

命(治療体制がよく分からない海外への強引な出張)と会社存続を、天秤にかけられるような状況になりつつある。

日本の自動車系は、今のところ経済優先で極力工場稼働のスタンス。(需要は激減となりそうだが。)

命を顧みない海外渡航を取るか、従業員の命を守るために(現状レベルの)事業継続を断念するか。

そういう状況に、近くなるのではないだろうか。


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