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障害者就労支援の疑問 No.3

これまで就労移行支援事業所で感じたサービスの差や障害者手帳がないと就職が難しいといった印象を受うけた内容を投稿してきましたが、就労移行支援制度は就労継続の可能性がある人にとっては、良い支援制度だと感じてはいます。
ではなぜ疑問を投稿しているかということを書いてみたいと思います。




就労移行支援以外の施設利用もある


障害者手帳を取得していなくても利用できる一方、手帳未取得者だと、クローズ(一般求人)のため支援がしにくい(職場同行など)という点を含め違和感を感じ始め、就労移行支援を利用して就職準備の場になっているのではと感じたこと、平均年齢も高めで経歴、資格といった技能面は問題ない人が通っていたこと、一度就職し退職して再度利用しているという方もいたことがより疑問をより高めた原因だ。
そのような方が再就職するために、PC、ITスキル、基本のビジネスマナーといったプログラムを、自己負担なしで利用できること、一カ月利用支給額より賃金の方が低いということにも疑問を感じた点である。
利用者によっては、資格取得学習のための自習室のような状況になってしまっていてる、生活習慣を整えるということ、通うという行動になれるためには良い面もありますが、技能、技術を身に付けるためであるならば、ハロートレーニング、職業訓練校があり職業訓練であればより専門的な技術を学ぶことができると感じている。


障害者未満は生きづらい?


障害者社手帳を持たずに就労移行支援を利用していると手帳の取得をすすめられることがある。
支援のしやすさ・就職後のフォロー体制がとれるといったメリットがあるが、はたしてそれが利用者が本当に望んでいる事なのだろうか。
就労移行支援という制度だから、もちろん就職して自立した生活を送れるようになることが目標であるが、障害者として働くのか、障害者未満(障害者手帳未取得で)で働くかを選択できて支援を受けられるのが望ましいのではないか。

No.4へつづく




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