事実(ファクト)かストーリーか
こんにちは!パズルイングリッシュ協会の佐々木 未穂です。
今日はパワフルに人生を生きる方法について少し(^^
私は悩みを抱えている人に、それは事実ですか?ストーリーですか?という質問をよくします。
事実(ファクト) ⇒ 「実際に起こった事柄」
ストーリー ⇒ 「物語」
多くの人は、事実とストーリーを区別できずに悩んでいます。
ここで1つ例をだします。
例えば、ある上司が部下に対して「こんなこともわからないのか。しっかりしてくれよ」と言ったとします。
これに対して、「上司は自分のことをバカだと思っている。自分は使えないやつだと思われている」と部下が思ったとします。
このケースでは、
事実 ⇒ 「こんなこともわからないのか。しっかりしてくれよ」と上司に言われた
ストーリー ⇒ 「上司は自分のことをバカだと思っている」
このように、人は1つの事実から勝手に様々な自分のストーリーを作ります。
そして、自分で勝手に作ったストーリーに対して、怒り・悲しみ・不安などの感情を抱くのです。
「こんなこともわからないのか。しっかりしてくれよ」は、ただ「こんなこともわからないのか。しっかりしてくれよ 」でしかありません。
「お前はバカだ」とか「お前は仕事ができないやつだ」とかの意味は全くないんですね笑。
というように、ストーリーとしてではなく、事実として言われたまま聞くようにしてみてください。
例えばこんな感じで↓
テストで30点をとった(事実)
「俺は勉強ができないやつだ」とかの意味は全くありません。ただ「テストが30点だった」だけです。それ以上それ以下の意味はありません。
売上目標が未達だった(事実)
「自分は仕事ができないやつだ」とかの意味は全くありません。ただ「売上目標が未達だった」それだけです。
「いつ帰ってくるの?」と奥さんに言われた(事実)
「浮気を疑われている」とか「自分は信用されていない」とかの意味は全くありません。「いつ帰ってくるの?」以外の意味は全くないのです。
事実をただの事実として受け入れられるようになると、それだけであなたの人生はすごくパワフルになりますよ(^^♪