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モテるための必須条件

モテとはなにか。そんなことを考えさせられている。
考えさせられていると言ったのは別に考えたいから、ではない。
自分の部下が彼氏ができないと嘆いているからおせっかいにも考えているだけである。

いちおう整理しておくとこの部下アラサーの20代女子。
好きな人が10年ぶりくらいにできたものの恋に破れたて。
付き合った経験もおそらく1人~2人くらい。
ためしに過去キスしたことがあるようだが感想は飼っている犬と一緒だったとか。

ルックスは芸能人の美人女優に似ている。マスクは甘めである。
体型も太っているわけでもなく中肉中背。
一般的に言えば見た目は完全に上位20%に入るだろう。

こんな女子が全然モテないという。
男性とデートに行ってもお持ち帰りされないというのだが
やはり宮台真司氏の言うように男がへっぽこだからなのだろうか。

モテる、ということは改めてどういうことなのか。俄然興味が湧いてメンタリストDAIGOの動画を見まくっている。

そこで気づく。
DAIGO氏にかからわずモテを発信するYOUTUBERは多数いて、
だいたいおんなじことを言ってる。

清潔感を保て、筋トレしろ、くびれを作れ、あとは野となれ山となれ、、、

大雑把に言えばこれができればまあ世間でいう持てるレベルには行けるそうだ。つまりパートナーにとって性欲を掻き立てる体型でいることが内面に先行して求められるわけだ。もちろん内面の親切心、ユーモアは大事。しかしそもそも生理的に無理!を避けることが王道と言える。

当然と言えば当然で、異性が好きな男はどれだけ内面が素敵でも抱けるかどうか問題をかかえることは現実的に多いだろう。生理的に無理と弾かれる確率をまず減らす、は長期的にはやっぱり吉である。

あとは野となれ山となれ、、、と書いたのはそらそれぞれ個性がある。確率の問題でどれだけ体型がすぐれていようと30%前後は『タイプではない』という理由でフラれるらしい。遺伝子で相手に判断されているのか、後天的な価値観で判断されているかは不明。だが結果はそうらしい。この結果を踏まえると相手をどれだけ好きになろうが一定の確率でフラれることを念頭に複数人に同時にいい関係を作っておくのが王道になりそうだ。『好きじゃないのにデートに行くなんて』と言うかもしれないが好きになるかどうかは結果だから遊びに行く友達と思えばそれでよい。問題は一人に集中してフラれれば数週間、数か月メンタル崩壊を引きずることの無駄さにある。仏教で言うところの迷いでありそれはかわいそうな自分に酔っているだけ。

最後にパートナーになる条件。それは自分と相手が釣り合っていること。
経済的に、倫理的に、知性的に、ルックス的に、などなどいろいろなパラメーターがあるがそれらのパラメーターの総合がパートナー同士でほぼイコールになっていることが多いという。絶世の美女に野獣というカップルの場合、野獣には見た目には予想もできない他の魅力でカバーしているということ。これ、逆に言うと相手と別れたり付き合えなかった場合は自分が未熟であることを認めることが必要になってくる。Daigo氏のことばがなんとも心に突き刺さる。彼曰くフラれてもっといい人に巡りあえるか否かはフラれたことに向き合い、自分と向き合い、その結果自分が成長できたときフラれた人よりも素敵な人と付き合う可能性がある、という。自分に向き合えない人は過去に執着し、あの時のあの人が最高だったと過去にしがみつき『未来に自分がどうするのか』が一向に見えない人であるとも言っている。恋愛一つとってみてもこんな胸に刺さる言葉があろうか。みんな違っていい、多様性社会ということと自己研鑽をつづけなりたい自分になることは改めて違う。恋愛を学ぶことでひとつ人生が見えてくる、そんな気持ちになったのであった。

そういわれてみると、部下は第一段階のルックスはなんなくクリア。
しかしその後が付いてこない。10年もの間異性にアタックすることはなく今後自分はこうしたい、がない。結婚して子供をもうけたい願望があるようだが宮台真司曰くこの発想は危険だと警鐘を鳴らす。

結婚のための恋愛でいい男が見つかるわけもなく、
いい恋愛もいいセックスも経験していない人間がいい結婚ができるわけもないという。言葉に縛られ、法律の枠に住み、損得マシーンな男が多い中でクソ男を回避して結婚することがそもそも難しいのに結婚のためにマッチングアプリ等属性で相手を選んだら(高収入とか、イケメンとかの属性)いい結婚の前にいい恋愛ができずそれで結んだ婚姻関係がいいものであるはずがないという主張だ。

なんともあ専門家たちの言い分の的確さよ。超絶納得。
超絶納得するよ。Daigoさーん、宮台さーーん、おいらの先生になっておくれ!

というわけで、やっぱり仕事も恋愛も行動が少ないことが問題だ。
失敗する人の特徴はやはり『量より質』をとろうとする人たちだ。
そもそもいい恋愛とはなにかなんて経験もないのに『質』を選択できるわけがない。多くの経験の軌道修正の結果『質』を選択できるようになるのである。例外は存在するだろうがモテたきゃ下手な鉄砲を撃ちまくることから始めるしかない。週に2人以上にまずフラれればきっと10人にフラれた頃には何とも思わなくなるだろう。それはそれで無痛モンスターを生み出しそうな気もするが、、。

結論。モテるためにすること。筋トレと下手な鉄砲、である。

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