機材紹介#2 koh/sunsetinfall
第二回機材紹介です!!
今回は都内を中心にオルタナ、エモ、スクリーモを軸にしたsunsetinfallで活躍中のkoh君です!
右から二番目
かわいいね、いくつの時の写真だろ。
the lines
autumn lovers
現在はライブ活動を休止していますが、
2021年5月2日の自主企画よりライブ活動を再開します!!!!
おかえりsunsetinfall、はじめましてsunsetinfall
sunsetinfall(以降ssif)といえば、僕が所属しているFall of Tearsとも仲良くしていただいてます。
個人的にもssifの楽曲はすごく好きで、リリースされる楽曲を聴くたびに食らってます。
センスが本当に良すぎる。
ちなみにFoTのVoのもっちーくんがfeatしているssifの曲はこちら
いや〜ありがたいです、マジでうちはお世辞にも元気なメンバーが揃ってるバンドではないので、ほんとにssifメンバーに会うといつも元気もらってます。
みんなコミュ力がすごい。
さながら気のいいヤンキーくんと何故か仲のいい陰キャくんの気持ちになるときがあるよぼくは。(嘘)
ともあれ多分この界隈では最初に仲良くなった一人だと思います。
確か初めて会ったのは福岡遠征の帰り日の空港で、それから直接の対バンはまだないけれど、それからライブハウスで会ったりお店に来てくれたりで、
去年はkoh君の主催で、岩神さん/far.とふじくん/afterglowと僕の4人で機材会をやったりなんだりしました。
(主催のkoh君は寝坊して間に合わなくて半泣きで来た)
今思えばあの会はこのnoteの先がけだったかもしれないです。
では早速機材を見ていきましょう
〜使用ギター〜
:Ibanez Prestige AZ2402-SFG
色がかわいい
ボディ:Alder
ネック:Roasted maple
指板:Roasted maple
PU:Seymour Duncan Hyperion set
普段のピックアップセレクト:歪みのバッキング、リード、ソロはほぼ全てブリッジです。クリーントーンの場合は曲によってブリッジ、フロントを使い分けるようにしています。
使用弦
:Elixir NANOWEB 10-52
テンション感、弾き心地、サウンド、耐久性どれをとっても最高です。
ピック
:最近のお気に入りはCLAYTON Spike Teardrop/0.72です。断面のエッジが立っているので、アタックがハッキリしていて弦離れがよく、早いフレーズが弾きやすいです。
改造点
:工場出荷時にナットの溝が0.10-0.46に合わせて切ってあったので、さらに太い弦を張るためにナットの溝を0.10-0.52に合わせて切っています。(つい先日小出くんにメンテしてもらいに行った時、1弦の溝を切りすぎてた事を小出くん看破され、その場で泣きついてとりあえず何とかしてもらいました)。
↑こうくんありがとう笑
またトレモロスプリングを純正(3本掛け)からRaw Vintageのスプリング(5本掛け)に変えてあります。
僕の場合トレモロユニットがあるギターは全てRaw Vintageのスプリングを5本掛けにしています。
音像がタイトになって、アーミングをした時の安定感が増す気がしてます。
その他はボリュームとトーンノブをよくストラトにデフォルトで付いているアレ(名前がわからない)に変えてたり、ストラップピンをロック式のものに変えていたりしている程度で、大きな改造はほぼしてません。
↑AZの純正はメタルノブなのでそれを俗言われるSEノブに変更してある感じですね。
ナットの拡張はドロップチューニング等を使ってゲージの太い弦を貼るようなバンドをやっている人にはマストの加工です。
スプリング5本掛けは実はかなり有効で、音のモチモチ感は少し薄くなりますがしっかり鳴るようになる印象です。
お気に入りポイント
:ローストされたネックとボディのカラー(ミントっぽい感じ)の組み合わせがお気に入りです。チョコミントみたいな見た目でかわいいのにいい音がするじゃん!みたいな。
このギター/ベースの音が聴ける音源
:実はまだRECで使ったことがありません…。iPhoneで撮った動画なら僕のTwitter(@koh_1046)のメディア欄にありますのでぜひ!
正直ギターを弾くよりギターを弄る方が好きです。もっと言えばそれよりもエフェクターなどの機材がめちゃくちゃ好きです。
もともとAZはかなり完成度の高いギターで、チタンサドルの2点支持トレモロやゴトーのロックペグ、ダンカン製PU等を標準で採用しているんですよね。
ネックはエラ部分は中太なんですが、頂点はやや平たいという独特なシェイプをしていて、握り込むのもグリップ裏に親指を立てるのにも向いていて、プレイヤーを選ばない印象です。
まだこの竿でレコーディングした音源はないとのことなので、これからの作品での活躍に注目です。
多分大活躍するんだろうな。
個人的にHyperionピックアップがめちゃくちゃ使いやすくてちょっと欲しいです、メルカリでバラ売りされるのをずっと待ってます。
〜エフェクトボード〜
1.Audio-Technica/ATW-1501
2.HOTONE/Vow Press
3.BOSS/ME-3
4.Free The Tone/AS-1R AMBI SPACE
5.Revol Effects/G7
↓
アンプ
の順番で繋がっています。
以下はMS-3のループ内に入っていて、
①.L'/MAT
②.effects bakery/sandwich fuzz
③.Shun Nokina Design/Redemptionist 2nd Era
の順番になっています。
また、写真左上のCHとマークされているJCTBOXは、スイッチャーからのチャンネル切りかえ用のケーブルを繋ぎやすくするために使っています。
メインの歪、気に入ってるところ
:基本的にメインの音はアンプで歪ませて、その前段にL'のMATをプリアンプ的にセッティングして音作りをしています。MATはいわゆるTS系のペダルなんですが、18vで駆動させることが出来るので、音の立体感を損なわずにアンプをプッシュしてくれます。またlowcutノブが付いているので、その時のアンプの出音によってローの削り具合を調整できてとても重宝しています。
見た目も高級感がある(それなのに1万円ちょいくらいで買える!すごい!)し、ミニサイズだけど重量感もあって所有欲を満たしてくれる最高のペダルです!
↑L'のMAT、すごくいいペダルですよね。
僕も過去にL'のMAT、レクティーク版MAT、レクティーク版MAT supremeを持ってましたが、もはやTS系かと言われると全く別物な印象です。
koh君も触れていますがLow cutの効き方が秀逸で、18vでLow cutを上げてくとトランスペアレントみたいな歪になるという...。
エフェクターの昇圧は基本的にゲインが少し落ち、解像度の上昇が見込めます。
いまどきっぽい音になる印象ですけど、ペダルによって個体差があるのでお好みですね。
僕も所有していたときはMATは18Vで使ってました。
おすすめのペダルを聞かれたら間違いなく候補に上がるペダルです。
現在、新しく生産はしてないっぽい??(未確認情報)のでもしかしたらこれから新品の入手は難しくなるのかもです。
ちなみにこの世のすべてのエフェクターを18vで動かせるわけではないので、昇圧に興味にある方はしっかり説明書を読んでから使ってくだだいね。
語りたいこだわり
:実はバッキングの音とリードの音は音の作り方が違っていて、バッキングは前述した通りアンプを歪ませてその前にブースターを置いて音を作っていますが、リードはアンプはほぼクリーンの状態にして、Shun Nokina DesignのRedemptionist(トランスペアレント系OD、とてもゲイン幅が広く、スムースなのにニュアンスが出しやすくて今の所は1番リードを弾く時に気に入っています。)で音を作っています。
つまりはどちらも歪みの音色なのに、わざわざアンプのチャンネルを切り替えてるってことなんですが、リードの時にアンプで歪ませていると空間系が歪みのエフェクトの前に来てしまって、リバーブの音が汚くなってしまうのが嫌だったからなんですよね。できる限りそういったエフェクトをかける順番のセオリーは守りたいと思っている訳です。
じゃあアンプのセンドリターンに空間系のエフェクターを繋げばいいのでは?と思うかもしれないんですけど、そうなると使うケーブルが増えたり、エフェクターの配置が難しくなってしまったりしてしまうし、極力リハやライブの時にセッティングに時間を掛けないように、出来るだけボードはコンパクトかつシンプルにしたい、という気持ちの方が強かったんです。
幸い持っているスイッチャーがラッチ信号を出力できるものだったので、それならアンプのチャンネルを切り替えて音を作ろう、と思い至って今の音作りになっているんですが、本当のことを言えばリードの音もアンプの歪みを使いたい!と思っている自分もいるのでどうしようかなぁ…と思ったり。
それか、リードやソロにこれだ!って音の出るエフェクターがあれば、この悩みは解決するのかなぁ…と日々悩んでいる所です。
普段使用しているアンプ
:MarshallのJCM900を好んで使っています。良くスタジオやライブハウスに行くと一緒にJCM2000も置いてありますが、JCM900の歪みの方(2000より粒立ちが荒っぽいから)が好きですね。
いつかは自前のJCM900が欲しいです。
ギター/ベース、機材を紹介してもらった上での音作りのポイント、こだわりを教えて下さい。
:バッキングの時のアンプのセッティングに関してですが、EQをbass、midのツマミはフルテン、トレブルは全カット、presenceをちょい上げにしています。
その上でゲインは大体11時の方向、ボリュームを1時以降になるようにセッティングしています。
こうすることによってアンプの真空管が多少本気を出してくれて、めっちゃいい感じの音が出るんですけど、多分うちのバンド以外でこれをやるとめっちゃ怒られるか引かれる(音がでかすぎて)ので注意です…。
以上、エフェクトボードとアンプセッティングでした。
アンプの歪とエフェクターの歪を場面で分けて使うという一捻りあるシステムでしたね。
あとはSND系ペダルが音の決め手な感じでしょうか。
SND系ペダルって基本的にどれも音像がクリアで、一度ハマると集めたりし始めちゃう沼なエフェクター群なんですよね。
koh君はもしかしたらレクティークのRoger supremeとかは好きかもしれません。結構アンプっぽいし。
〜よくある質問〜
ギター始めたキッカケを教えて下さい
:中学2年生の頃、当時仲の良かった友達数人がバンドをやろう!と言い出したのがきっかけです。実はその時、僕はあんまり乗り気じゃなかったんですけど、家に父親が使っていた古いアコギがあったので、じゃあそれがあるから、とりあえずいきなりエレキギターは買わないでアコギから練習してみるか、と軽い気持ちでギターを始めました。
そうしたら元々音楽や歌うのが好きだったのもあって、見事にハマってしまって、家に帰ってはひたすら弾き語りの練習をする、という毎日でした。
それからしばらく経ちまして、貯めてたお年玉で念願のエレキギターを買ったので、いい加減バンドやろうよ!と再度声をかけてみたんですが、その頃にはみんなの熱はすっかり冷めて、グラセフにハマってバンドどころじゃなくなってたんですよね(その頃の僕はPSPなどのゲーム機を全く持っていなかったので、ちょっと輪に入りづらくてそんな感じになってるとは知らなかった)。
結局、大学に入るまでバンドは組まずに、家でずっとギターを練習するという毎日を過ごしていました。
koh君、その上手さでバンド始めたの大学からなのか...
俺もグラセフやってたなぁ、とか思いました。
機材会第二回目、必ずやろうね!
FoTに加入して最初に仲良くしてくれたギタリストがkoh君で良かったよ!!
以上、sunsetinfall koh君の機材でした!
〜音源リンク〜
個人的なおすすめはHurts
https://music.apple.com/jp/album/hurts/1544716127?i=1544716130&ls
〜live info〜
5/2(日)新宿ANTIKNOCK
SUNSETINFALL pre.
Autumn Leaves Fest Vol.4
SUNSETINFALL
Fall of Tears
AFTERGLOW
Oaktails
Good Grief
UNMASK aLIVE
FOOD : @KMG_diner_food
ちゃっかりFall of Tearsも居ます。
楽しみだ〜!!
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