機材紹介#4 みやうち/Fall of Tears
「Modern gear times」
第4回は都内を中心に活動中の叙情ハードコアバンド、Fall of Tearsでベースを担当しているみやうちさんの機材です!!
左から二番目
うお〜めっちゃ身内の中の身内、まごうことなき身内紹介、FoT内では主にデカイ声を担当しているみやうちさんですが、みやうちさんのベースは面白いので読み応えあると思います!
いや誰すぎる...
というかスペクター持ってたんですか。
ところで超身内なのに「バンドの紹介をお願いします」という聴かなくても良い質問を送りつけたところ、
『叙情ハードコアを基調にポストロック、マスロック、DSBM (個人的な希望)を取り入れたいような感じで活動してます。』
とかえって来たのですが、DSBMってなんでしょうか...
それと『ファンレターください』とガチの住所が記入されていましたが流石に載せるのは辞めました。
ファンレターじゃないですがこの間Twitterでファンアートは届いてましたよ。
UFOに連れ去られるみやうちさん
では早速機材を見ていきましょう!
〜使用ベース〜
maruszczyk instruments
frog omega 5a headless multi scale
〜スペック〜
ボディ:アッシュ
ネック:3ピース ハード メイプル
指板:ウェンジ
PU:Delano xtender
プリアンプ:Delano Sonar
コントロール構成:2ハム
普段のピックアップセレクト
:基本パッシブでピックアップセレクターはセンターにして更にタップスイッチonにして使ってます。
中間の中間、バンドでも中間管理職になりたい。
使用弦
:SIT STRINGS ゲージは045〜125で使ってます。
サチモスもビックリなぐらいstay tuneしてくれます。
ピック
:Ibanez ELASTOMER HARD 1.2mm
jazz3型です。
友人ベーシストに教えてもらって試しに使って以来ハマって今はずっとこれ
こだわり/お気に入りポイント
:見た目が最強
赤って色も普段絶対自分じゃ選ばないけどたまたま出会えてクソ気に入ってます。
最初は使いにくくてボロクソ言ってたけど僕がこの個体についてけなかっただけで今は反省してます。
結婚したいです。
↑なんていうか...ヘッドもないしフレットも斜めだし...なんていうか...疑う余地がないオタクですよね...。
ちなみに僕もこのベースはすごく気に入ってます。見た目とは裏腹に器用な音がたくさん出せる印象です。
みやうちさんといえば真っ先にこれを思っちゃいますね。
トップ材がキルテッドアッシュなのも注目です。
メラメラギラギラしててかっこいいんですよね。
ひとこと
:学生時代maruszczykユーザーの後輩がいてそこからdigってfrog omega 5 headlessって機種を知ってそこからずっと欲しいけど高くて(約50万円)買えないなって思ってたら半額で売ってる個体があるじゃないですか…
しかもファンフレ…
僕が手に入れなくて誰が手に入れると思って速攻で御茶ノ水に行って大して試奏もせずに買いました。
しかもメーカー社長の
エイドリアン氏が製作した1本
エイドリアンさん一生大事にします。
人と同じってのが幼い時から嫌いだったので本当に気に入ってます。
↑FoTサポートになった直後からちょくちょくみやうちさんのベースはメンテナンスさせてもらっていて、frogも何度か調整させてもらってるんですが、このベース、なんとトラスロッドの効く方向が逆なんですよね。
一般的には時計回りで逆反っていくのですが、このベースは反時計回りで逆反ります。
年間通して2000本くらいはギター/ベースを触ってる計算なんですが、そんな竿には初めて出会ったのでびっくりしましたね。
独自規格のロッドなのかな
あととてもボディバランスが良いです。
機会があればぜひストラップを着けて構えみていただきたいですね。
maruszczykってjazz系のプレイヤーでのユーズが多いので、ハードコア系の音楽で運用しているのは珍しいかもしれません。
このギター/ベースの音が聴ける音源
:2019年に出したシングルDead Flower以外の全てのレコーディングで使用してます。
ベース音ほとんど無加工だと思うので是非聴いてみてください。
カスタマイズ等はないそうです!!
と思ったのですが、僕がエンドピンをシャーラーのSロックに変えた気がします!!!あれ?!そうでしたよね?!
〜エフェクトボード〜
1:sonic research ST-300
2:Leqtique ProVoost
3:VITAL AUDIO VA-01
メインの歪、気に入ってるところ
:歪ませません勝つまでは
↑実は僕がサポートで入った頃はダークグラスのペダルが入っていたのですが、去年の今くらい?の頃には今のボードになっていました。
FoTだとバキバキさせたり歪ませる必要ないよね、ってところに着地したんでしたっけ?
こだわりポイント
:エフェクターはブースターだけです。
FoTは、ギターの音量差が凄いのでそこに対応するために小出編集長から買い取った(感謝です)ブースターを使用してます。
↑Leqtique ProVoost は僕が格安でお譲りしました。
まだまだボード入りしてて嬉しいです。
基本的には超ナチュラルなバッファ/ブースターで、みやうちさんはボリュームブースターとして使っているようです。
ちなみ、左下のちっさいノブはインピーダンスを調整するノブになっていて、上げるほど音が柔らかくなっていきます。
ちなみにVITAL AUDIO VA-01も僕が格安で譲ったサプライです。
安くて多機能でこの規模のボードであれば十分の性能です。
〜普段使用しているアンプ〜
:TRACE ELLIOT ELF
ある日ライブで自分以外自前のアンプでみんなかっこいいなぁって思ってライブ後その足でアンプ試奏しまくってしっくりくるの買いました。
小出編集長の店で買いました。
お気に入りです。
↑当店をご利用いただき誠にありがとうございます。
ベースってこういう出力のちゃんと出るマイクロアンプが多くて羨ましいですよね、ギターでもこういうの出ればいいのに、と思う今日このごろです。
https://bigboss.jp/store/products/detail/3505
ギター/ベース、機材を含めた音作りのポイント、こだわりを教えて下さい。
:1番はソニックリサーチのチューナーです。
別案件でレックした際にエンジニアさんに使うだけで音変わるからって言われて使ってみたら和音とかハイフレットとかが弾いてて凄い気持ちよくてしかも反応も早くて素早くチューニングできて
最初は慣れなくて大変だったけど今はなくてはならない存在です。
FoT以外でやってるバンドのメンバー全員これ導入してくれたしそろそろFoTも………
アンプ、ブースターのツマミはその日毎に微調整してます。
ST-300、そこまでいいと言われると少し考えちゃいますね。
この手のチューナーの中では圧倒的な反応の速さなんですよね、ペダルチューナーの決定版かもしれまん。
〜マイク〜
audio technica atm98
マイク試奏できる楽器屋で抜けにくいマイクで店員に聞きまくって買ったローめっちゃ出るやつを買いました。
↑みやうちさんはFoTではコーラスを担当してるんですよね。
あまりに声がでかい上にマジで抜けるのであえてバンドアンサンブルで抜けにくいマイクを購入したそうです。
マイク買ってかららイキイキしている気がする。
〜よくある質問〜
ベース始めたキッカケを教えて下さい
:高校生の時にLUNA SEAのフリーライブに行ってこれになりてぇ!って思って始めました。
あれになりたい。
↑みやうちさんのLUNA SEA好きは結構ガチで、Recで入ったスタジオで突然Gravityを歌いだしたり(しかも結構上手い)、ドラマーがコロナにかかってライブが延期になったときにはガチ凹みしてました。
音作りの参考にしているアーティストがいれば教えて下さい
:ジャンル的にしっくりくるベーシストの方いらっしゃらないので特に参考等はないですが、好きなベーシストは沢山います。
書ききれません。
以上、Fall of Tearsからみやうちさんの機材でした!!
〜リンク〜
Twitter、HP、サブスク等はこちら
人気ないけど個人的に気に入ってる曲だから全員聴け!!byみやうち
〜live info〜
3/27(土)西横浜EL PUENTE
【YOKOHAMA THE UNDERGROND】
Cailn″纏う″、ILIAS / Cailn split Release Party
Cailn
ILIAS
Downward
Role
Fall of Tears
KMG diner
DJ akira(RiTTLEBOY)
30人限定
5/2(sut)新宿ANTIKNOCK
AUTUMN LEAVES FEST Vol,4
sunsetinfall pre.
OPEN 18:00/START 18:30
ADV¥2,500/DOOR¥3,000
sunsetinfall
AFTERGLOW
oaktails
Good Grief
UNMASK aLIVE
Fall of Tears
food KMG diner
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Fall of Tears
2017年5月 MochinagaとHiiroを中心に結成
叙情ハードコアをベースにポストロックやポエトリーリーディングを始めとする様々なジャンルから影響を受け独特な世界観を創り上げる
2017年7月 盛岡 Club Changeでの初ライブを皮切りにライブ活動を開始する
2018年1月1st ep "landscape'' epを発表し自身初の企画Sacred Play Secret Place vol.1を
新宿Nine Spiceにて行う
2019年7月ベースmiyauchiの加入
2019年9月2nd ep "The flowers withered,their color faded away"を発売しSacred Play Secret Place vol.2を渋谷 the gameで行う
vol.1の2倍以上約300人を集めてソールドアウトとなる
2019年12月配信限定で1st single "Dead Flower"を発表
2020年1月国内最大級のハードコアイベントBLOODAXE TOUR主催のHOPESFALL/TAKEN来日ツアーに参加することを発表
※同イベントは新型コロナウィルスの影響で延期
2020年3月渋谷6会場で行われる大型サーキットイベントZephyren 5th Anniversary A.V.E.S.T project Vol.14に出演
O.A.として最大キャパのTSUTAYA O-EASTのステージに立つ
2020年5月かねてよりギターサポートを務めていたkoideの加入と同時に2020年6月に2nd single "HEARTBEAT"を配信することを発表
現在も都内を中心に精力的に活動している
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