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漫画『ダンダダン』の魅力を端的かつ的確に伝えて読ませちゃうnote

ダンダダンがおもしろい。

30超えて、漫画を読む機会が減った。

小さい頃は漫画をよく読んでいた。
少年誌を最後に読んだのはいつ頃だろうか。
もうだいぶ前じゃないか?
いつだ?
思い出せない。
本当に思い出せない。
いや、5年前にジョジョ5部を見た。
最近は鬼滅の刃も見た。
結構見てた。

小さい頃は、ギリ人並以上に漫画を
読んでいた。ギリ。

なので、少年誌をいま読んでも
ギリ人並み以上の蓄積された想像力が働いて
だいたいの展開が分かっちゃうのだ。
だから読む機会が減った。

別に、
「最近の少年誌は先が読めて面白くない。昔のマンガは~…」と
講釈垂れたいわけでは決してない。

例えるなら男子中学生がNHKのお母さんといっしょを見て
「うぉあぁ~!!歌のおねぇさんって!こんなに美声なのかぁ~!うおあおあおあ~!あとかわいいかわいいぃぃ~!」
と熱狂して夢中になれるだろうか?いやなれない。
そう。そういうことなのだ(?)

だからおススメされても触手が伸びない。

ところがどっこい。
ところがどっこいだぞ。

そんなボクが少年誌のダンダダンにハマった。
そこでボクは唐突だが
ダンダダンを布教したい。

なぜハマったのか?魅力は何か?を
どっぷりミチミチに凝縮したから
結果的にあなたはダンダダンを
読んでしまいたくてたまらなくなる
そんな催眠術的noteだ。

5分くらいで読める。
うんこでもしながら読んでほしい。

特に、下記当てはまる人は
絶対読むべきだ。

・趣味がない
・精神の衰えを感じる
・最近、心が震える体験をしてない

だけどまぁぶっちゃけこんな記事読んでる暇があったら
サッサとダンダダンを見に行ってほしいイヤやっぱ見て。

ネタバレはない。

魅力1)ごちゃまぜジャンル

これは○○マンガです。

といったように、漫画にはジャンルがある。

例えばワンピースなら海賊マンガ、
ナルトなら忍者マンガ、
ピュ~っと吹くジャガーならギャグマンガ、
ふたりエッチならエッチなマンガ…

みたいに。
そうした方が読者を引き込みやすいし、
読者も読みたいものを迷わず読める。

ところがどっこい。
ところがどっこいだぞ。

ダンダダンは何マンガかよく分からないのだ。
なんてこったいなのだ。

以下、Wikipedia引用あらすじだ。

幽霊の存在を信じる女子高生とUFOの存在を信じるオタクの少年が怪奇現象と戦うオカルティック怪奇バトル漫画

Wikipedia

どうだろう?

は?

である。

おかるてぃっくかいきばとるなんて言葉、
ボクは産まれてこの方聞いたことがない。

とても耳障りが良く語呂も良い言葉だが、
あなたは聞いたことがあるか?

世界のWikipediaでさえも、
なんとか一つの言葉にまとめた感を出してるが
実は全然まとまってないのが分かるほど、
ごちゃまぜなのだ。


ちなみにボクは最新話まで読んでるけど
これ以上にごちゃごちゃしている。

幽霊もでるし
怪獣もでるし
妖怪もでる。
それだけじゃない。
ラブコメもあるし
ギャグもあるし
パロディもあるし
ホラーもある。

めっちゃごちゃまぜなのだ。

ごはん屋さんで言うと
何でもありの定食屋。
定食屋さんは美味しい。
サバの味噌煮定食なんてアホほど美味しい。

だけど定食屋さんはチープだ。

良くないという意味じゃなく、
安くて美味しいけど、
美味しさだけで言うと専門店には敵わない。

マンガも一緒で、
ジャンルは一つに絞った方が
面白さや物語の深みも増すし読者も読みやすい。

ところがどっこい。
ところがどっこいだぞ。

ダンダダンは定食屋のくせに
全部アホほど美味いのだ。

全部が全部、専門店に競り勝つレベルなのだ。

だからおもしろい。

食レポの彦摩呂に読ませたら
「おぉい漫画の宝石箱やんけ!!」
語尾を伸ばすのも忘れて
即断言しちゃうほど
全部が高レベルなのだ。

(あ~今日はどんな漫画読もうか…
ラブコメできゅんきゅんしたいな…
いや、アクションでスカッと…
うーんどうしよう…)
なんて悩んだら
とりあえずダンダダンを読んどけば
オールオッケーなのだ。

全感情フルスロットルできるから。

それを実現できるのはなぜかというと、
テンポの良さなのではないかと
ぷいんは睨んでいるのだ。

批評家みたいで嫌だから、
サラッというと
とにかくサクサク進む。

少年誌にありがちな
間延びしてしまうということが
まるでない。
サクサク倒す。
サクサクきゅんきゅんされる。

なんか表現が悪いけど、
展開が次から次へと変わるので…

だから……
あ、そうそう。

サクサク進むからこそ。
進むからこそ!
先が読めないのだ。

だから読める。
33歳でも夢中で
読んじゃうのだ。

魅力2)頭脳戦バトル

バトル漫画にありがちな流れじゃない。
よくあるのは、

敵を倒す

つおい敵が出てくる

なんとか倒す

つおつおな敵が出てくる

敵わないから修行する

再勝負で倒す

最つおな敵が出てくる

以下ループ

といったカンスト制的な流れだ。

つおつおな敵が出るたびに
主人公も、そりゃもうつおつおな技を
習得していかないと勝てないので
(それはちょっと無理があるんじゃ…)
なんてデタラメなレベルアップをする
マンガもある。

これはこれでいいのだ。
その都度ドキドキするから。
だけど先が読みやすい。

ところがどっこい。
ところがどっこいだぞ。

今のところない。
ダンダダンは。

ダンダダンは、
頭脳戦バトルだ。たぶん。

敵の何が弱点なのか?を
戦いの中で探っていきソコを突く。

だから
純粋な力業だと勝てないよねって相手でも
仲間と作戦を練って、お互いがお互いの
弱いところを補いつつ勝利する形式だ。

だから予想しにくいし、
(あーん!そう来たのね!)なんて
都度心地よく読める。

魅力3)おばけ画力

そしてこれらの魅力を
ズッシリ支え且つ
底上げもしちゃっているのが
おばけ画力だ。

これはもうこんな記事読まんと
サッサと見に行って確認してほしい。

作者は千手観音なんじゃないかというくらい
緻密で濃厚な線がたっぷりと積み込まれてる。

しかもこれを週刊連載しているのだ。
千手観音である。

ちなみに毎週火曜日更新だ。
火曜日。そう。
労働者が残りの出勤日数に絶望を感じ
精神的ダメージが最も高い曜日だ。
(※個人差あります)
そこに合わせた更新曜日。
これは暗に、集英社が読んで疲れを吹き飛ばせと
メッセージを出してるようなもんだ。
コロナがなんだ。
ワクチンの副作用がなんだ。
zoom会議の遅延ストレスがなんだ。
そんなことで元気をなくしてる場合ではない。
ダンダダンを読むんだ。
読んでさっさと元気を出せばいい。
ちなみにボクはダンダダンを読んだおかげで
筋肉量が400gも増えた。
ダンダダンを読み精神エネルギーが増し、
サボりがちだった筋トレを再開したからだ。
心も身体も元気にする漫画。
それがダンダダンだ。

(※個人差あります)

こんなこと言った手前、
とても恥ずかしいがボクも
端くれのイラストレーターだから
その作業量の多さは分かる。

いやごめんやっぱ分かんない。
レベルが高すぎて分かんない。

だけど、死ぬまで一生懸命
絵の勉強をしても
このレベルには達せないだろうし、
加えて週刊連載なんてできない
ということはきちんと分かるくらい凄い。

特にバトル戦は
1枚1枚、
じっくり舐めまわしてしまうほどの迫力。

毎回iPadがヨダレまみれになる。

終わりに

ここまで読んだあなたは
【ダンダダン読みてぇ!】となっただろう。
なってない人はボクの解説力の無さのせいだ。
まぢめんご。

ちなみにそんなダンダダン。
今、ファンアートコンテストがやっている。

ボクも描いた。
おばけ画力の龍幸伸先生には
到底敵わないが、今の全力で、
熱量高いファンアートを描いた👇

※転載禁止

ここにきて厚かましいけど一つお願いがある。
ボクのファンアート、(いいな)と思ったら
ぜひ♡を押してほしい。
そして、(あ~…いいねぇ…)と思ったら
ぜひぜひRTもしてほしい👇

気づいてる人もいるだろうが、
この頼みをしたいがために
このnoteをかいた。
ボクのわがままを押し通すために描いた。
なんてったってこのファンアート、
大賞をとったら
サイン入りのiPadがもらえるのだ。

ボクはこれが欲しい。
冗談全抜きでマジで
めっちゃくちゃほしいのだ。

だけど勘違いしてほしくないのは、
ダンダダンは本当に好きだということ。
前提、好きだから描いたということ。

それに、いいねやRTの数で
ファンアート大賞を受賞できるはずもないので
本当にいいなと思ったらそれは率直にしてほしい。
ボクの自己承認欲求のために。

最後に。
ダンダダンはここから読める。
即読める。
ぜひ読んでほしい👇

少年ジャンプ+


ここまで読んでくれて
本当にありがとうございました。
ぷいん


読んでくださるだけでもとても嬉しいのです!さらにサポートして頂くと血反吐吐くほどガンガン描く書く速度が増します!もっと血反吐をはかせてくださいお願い致します!