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ゲーミングチームの目的意識の重要性・意思決定の方法

今日、以下の本を読みました。
今ゲーミングチーム九十九一門に関わっている身として、「チーム作り」というものはしっかりと考えていかないといけないと思ったからです。

今回は、自分のためのメモも兼ねて、”強い”ゲーミングチーム作りに必要なことを書いていきます。

オーナーだけじゃなくメンバー含めて、共通の目的意識を持っているチームが必要

目的意識とは、ゲーミングチームでいうと、
・とにかく稼ぐチームを作る
・ひとりでも多くのファンに楽しんでもらうチームを作る
・あらゆる大会で優勝する
などでしょうか。

共通の目的意識を持つ重要性としては、
メンバーによってチームに属する意味が違うと、
・ファンを増やして配信をにぎやかにしたいから
・チーム内外で自分の強さを示したい
・一緒にゲームができる仲間がほしい
・さらに強い自分になるために
・とにかく大会などの場に出たい
・チームに所属して承認欲求を満たしたい
といった事があるでしょうか。

どれも間違っているとは思いませんが、チームメンバーがそれぞれ違う動機でチームに所属していると、やりたい事が違い、摩擦が生じます。

もちろん、チームによって目的意識は様々ですが、まずチームの中で目的意識が「可視化されて共有されているか」が重要だと思います。

そして、この目的意識に共感してくれた人が集まっていて、活動をしているのか。という事がもっと重要。

メンバー全員が共通の目的意識を持っている事で、メンバーのシナジーを発揮でき、1人の頑張りではたどり着けない領域までチームを引き上げる事ができます。

意思決定の方法

日々の活動の意思決定は、どのようにするか。
これも迷うポイントですが、予めある程度大枠で決め方を固めておくのがいいと思います。

まず、意思決定方法として、
・独裁(誰か1人の判断で決める)
・多数決
・合議(みんなで話し合ってきめる)
の3種類あります。

上から順に
意思決定のスピードは高く、
全員の納得度は低くなります。

これを念頭において考えていきます。

意思決定方法はどれを採用するか

前述した「目的意識」はどうでしょう。
これは、大事なことなので一見合議かな…と考えたくなるのですが、チームオーナーの”独裁”で良いと思っています。
まずオーナーが目的意識を固め、それに同意した人がメンバーとして集まる。という流れが最もスムーズで、ズレも生じにくいでしょう。

目的意識に対して、チームでは「KGI」を設定していく必要があります。
KGIは目的意識の達成のための目標のようなイメージです。
(ぐぐると詳しく説明したサイトがいっぱい出てきます!)

KGIはどのように決めていくのがいいでしょうか。
個人的にはKGIは、実際のアクションに非常に密に関わってくるけど、アクションまで落とし込むと見落としがちという欠点があるので、”合議”が良いと思っています。
全員が納得感を持ったKGIを設定しつつ、合議で決めているので全員が意識して日々の活動ができるためです。

では、KGIを達成するために設定する「KPI」はどうでしょう。
(KPIの説明もぐぐればめちゃくちゃ出てきます!)

KPIも、なぜその目標を達成するのか。という事が重要になってきて、アクションに落とし込まれるので、アクションの意義を常に意識するため”合議”がいいのではないかと思います。
KGIと一緒にKPIも考えていくようなイメージです。

では、KPIを達成するための「アクション」はどうでしょう。
これは、”多数決”もしくは、個人の”独裁”が良いと思っています。
厳密にいうと、アクションに対して関わる人の中で”多数決”を取るのが良いと思っています。

例えば、「●●様とコラボ配信したいけどいいかな?」といった場合、チーム内の3人と相手1人のコラボの場合、チーム内で関わる3人で多数決により判断すればいいと思います。
もしこれが、チーム内1人と相手1人の場合、これはチームの1人の独裁で決めていいと思っています。
いちいち他の人に合意を取らなくても良い。という判断です。

まとめると、
・チームの目的意識:独裁
・KGI、KPI:合議
・アクション:独裁or多数決

です。

これらをシステム化することで、”強い”チームになるスタートラインに立てる

目的意識の可視化→チームの設立→KGI・KPIの設定→アクションの設定
を行う事は最初は凄く難しいです。とにかく試行錯誤を繰り返さないといけません。
もちろん、上手く行かない場合の方が多いでしょう。

でも繰り返すうちに、細かな運用方法含め、ある程度システム化できてくるはずです。
このシステム化までいくと、チームとしてのアクションのスピードが格段に上がり、成果も出始めるようになってきます。

ここまで出来て、やっとスタートライン
さらにチームの色や独自のやり方をどんどん突き詰めていく事で、独自性があるなどの”強い”チームが出来上がります。

みなさんのチームや組織はどのようなやり方で日々運用や試行錯誤をしていますでしょうか。
コメント欄で書いていってください!

今回の記事が、誰かのより良いチーム作りのきっかけになると嬉しいです!


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