0037 トーマス・アルフレッドソン監督『ぼくのエリ 200歳の少女』聖地巡礼
2023年5月4日(木)にスウェーデンのストックホルムでトーマス・アルフレッドソン監督『ぼくのエリ 200歳の少女』(Låt den rätte komma in)の聖地巡礼をしてきました。
原題の直訳は「正しき者を招き入れよ」という意味。
作品は、ヴァンパイア・ルールをベースにしたジュブナイルもの。ストックホルム郊外に住むいじめられっ子のオスカー(演:カーレ・ヘーデブラント)が、転居してきたエリ(演:リーナ・レアンデション)という少女と知り合う。時を同じくしてオスカーの住む町では猟奇的な事件が頻発する。オスカーはエリがヴァンパイア(←ポスタービジュアルにもあるのでネタバレじゃないよ)だという秘密を知り自身の(将来を覚悟したうえで)人生を選択する。
という訳で、訪問したロケ地はストックホルムのメトロ1号線グローナ線 Gröna linjen T17系統・T18系統・T19系統の
Gröna linjen (Stockholms tunnelbana) – Wikipedia
隣接した2つの駅のエリアです。
ブラッケベリ Blackeberg 駅
Blackeberg (tunnelbanestation) – Wikipedia
この駅は駅前広場と駅前広場を囲む建物の駅裏通りがロケ地。
ロクスタ Råcksta 駅
Råcksta (tunnelbanestation) – Wikipedia
こちらの駅は駅周辺の集合住宅エリアがロケ地。
どちらの場所でもエリ(と協力者)による猟奇事件が発生します。
という訳で聖地を映画本篇登場順にご案内。まずは階段越しに扇状のブラッケベリ Blackeberg 駅舎を臨む風景
ロクスタ Råcksta 駅周辺の集合住宅エリアのアンダーパスでおっさんヨッケ Jocke (演:ミカエル・ラーフム)がエリに血を吸われる前のショット。
今度はブラッケベリ Blackeberg 駅前広場を囲む1階部分が商業施設、2階以上が居住スペースの建物の階段をヨッケの事件を目撃した愛猫家のおっさんイエスタ Gösta (演:カール=ロベルト・リンドイネン)が歩いているショット。
インサートショットの弓状のブラッケベリ Blackeberg 駅舎全景。
事件が発生したロクスタ Råcksta 駅周辺の集合住宅エリアのアンダーパスの再ショット。
今度は、ヴィルギニア(演:イーカ・ノルド)がブラッケベリ Blackeberg 駅裏通りを歩く一連のシーン。階段を上がって駅前広場に出た所でエリに(中途半端に)血を吸われてしまいます。
この後、愛猫家には天国(或いは地獄)としか思えない素晴らしいキャット・ファイト・シーンが登場。猫に特段の思い入れも無い私もこれには絶句!
そして映画本篇では最後の登場となるブラッケベリ Blackeberg 駅前広場。
©2023 プッチー・ミンミン
©2008 EFTI_Hoyte van Hoytema
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