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In The Cave#2 エレファントがかしましい

洞穴からこんにちは。

タイトルでピンときた方
正解です!!
今回はエレファントカシマシのお話。


かなり前の事
とある駅の改札を抜けた所で
見覚えのある男性とスレ違った。
細身で白黒の上下、サラサラとなびく黒髪
見間違えようが無い程、100%ミヤジだった。

突然の出来事で、パニックになりつつ
振り返ってミヤジを目で追いかけた。
こんな事は、たぶん二度と無い
どんどん小さくなる後ろ姿に向けて
感謝をした。

当時、遠距離恋愛をしていた彼と
雲行きが怪しくなり、父が脳梗塞で倒れ
愛猫が闘病の末、虹の橋を渡り
ドン底も底の底の方に突き落とされていた。

そんな時、テレビ画面の向こうで
真っ直ぐにコチラを見据えて歌う
ミヤジの姿が目に入った。
歌っていたのは「悲しみの果て」

特に派手なアクションがある曲では無いが
ただ真っ直ぐに曲を届けようとする
エレファントカシマシの演奏は
たった数分で、死んでいた私の感情を
蘇らせた。

それ以来、生命力が落ちてると感じたら
エレカシの曲を聴いている。
都合良く聴いてるが、とても好きだ。

好きな曲、お薦めしたい曲
たくさん有り過ぎるので
ミヤジのボーカリストとしての凄さを
イヤというほど魅せられた、この動画を。

歴史という曲に、まだ歌詞がついてない
未完成の「歴史前夜」
このタイトル付けた方も素晴らしいセンスをされている…。
適当に言葉にならない言葉で歌っているのに
何故に、こんなに心が揺さぶられるのか。

私は、自分が音楽を聴いてるときに
ホントは音楽の何を聴き
どの部分を感じ取っているのか……
色々と考えさせられた動画です。

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