あなたは、包まれている・・・アレに!!
愛に?親に?やさしさに?
こんにちわ、ぷるるです。
「俺は何にも包まれちゃいねえよ」と怒りを覚える方もいらっしゃるでしょうか。あるいは「今の私を包むのは、この布団くらいよ」と涙する方も。
いいえ、そんなことはありません。あなたを包むものは確実に存在します。
しかも生まれた時から死ぬ時まで、それこそ24時間休むことなく、あなたはずっと包まれ続けているのです!
日本国憲法に・・・
別にふざけてなどいません。単に事実を述べているだけです。
細かいことを申し上げれば、日本国籍の方が主な対象です
(部分的には外国の方も、包んでおります。足りないかもしれませんが・・・)。
憲法なんぞに包まれたって、お腹はふくれないし、寂しさも埋まらないじゃん。
死にたくなる気持ちを緩和してくれるわけじゃない。
「だから、全然、関係ないし!」
って、思うかもしれません。
でも関係してくるんですよね・・・残念ながら、こちらの気持ちに関係なく。
憲法=この国の絶対的エース
憲法は、この国の基本ルールです。首相はもちろん、天皇ですら従える、最強最高のパワーを持っています。
この国の全ての決まり事は、絶対に憲法に逆らわないものにしなくてはいけません。
憲法があまりに大きくて、たくさんのものを包んでいて、おまけに目に見えないから忘れちゃうんですけど。私もずーっと気にもせず生きてきました。
でも、自由に海外へ行ったり、好きな場所に住んだり、やりたいことに挑戦することができるのは、
憲法が「君は自由に、君らしく生きていい」と、包んでいるからです。
そんなわけない、と思うような理不尽は、この世を横行しています。
不自由を押し付けられることがあります。踏みにじられることも。
それが家族により、なされることだってあります。残念ながら。
言葉巧みに、「こう生きろ」「ああすべき」「これをやれ」「あれをやれ」と、誘導されちゃうことも、あります。
でも、あなたを包む憲法は、それにNOと言っているのです。
だから、当然わたしたちも、NOと言っていい。
ましてや誰も、理由なく、理不尽に
「お前は私に逆らうな!言うことをきけ!」
なんて、言うことはできないのです。
絶対に、絶対に。
憲法は、完璧ではなく不完全。
でも、憲法はしょせん人間の考え出した『ルール』に過ぎません。
不完全なわたしたちの制作物ですから、当然マイナス面も出てまいります。
どんなに素晴らしい親や恋人、友人でも、完璧じゃないのと同じように。
現に今も、「憲法改正」の論議が出ています。これは自然な流れだと思います。
私は、改正は十分に話し合うべきだと思っています。そして、もう改正したほうが良い部分も、あると思っています。
ただ、慎重に、本当に慎重にするべきだと思うのです。
本当に、うんざりするぐらいに慎重に。
ついでに、私たちの自由を守る部分まで、変えてしまわれないように。
美しいけれど、あいまいな言葉で、どうとでも解釈できるものにされないように。
私はそれが、とてもとっても怖いのです。
今焦点を当てている条文を改正するついでに、気づかれないように、ちょいちょいと自由を制限し、扱いやすくする言葉が加えられてしまうことが。
「憲法」から、あなたはノガレラレナイ・・・
ところで、こんなふうに思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「俺は憲法なんぞの世話にはならねえ」
まあ、生まれた時から頼んでもないのに、勝手に包まれていたら、嫌かもしれませんね。気が合わない場合は特に。
しかし、そう叫んで日本国籍を捨てても、結局行った先で、別の憲法のお世話になるだけですから、くれぐれもご注意を。
「いや、憲法のない国へ行くから」と言う方もおいででしょう。
しかし法律や軍の規律がそれに代わっているケースがほとんどですので、さらに、さらにご注意を。
なお、この記事は昨日(2022/6/21)のリベンジとして書きました。
「法律は空気」説?なんですか、それは。
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