見出し画像

仮想現実

近年コンピューターや人工知能が驚異的なスピードで進歩しており、古くから唱えられてきたこの仮説が現実味を帯びてきている

未来のある時点で、現実と仮想現実の区別はつかなくなる危険性がある

現に世界有数の富豪や有権者はこの世界は仮想現実に違いないと考えている

かのイーロン・マスク氏は「この世界が仮想現実でない確率は数十億分の一だと確信している」と発言し、バンク・オブ・アメリカのアナリストさえもが「人類が映画「マトリックス」的な仮想空間を生きている確率は実に50%に上る」と発表した

霊的な現象などはこの世界のシステムを管理する側のエラーやバグと考えれば辻褄は合うし、二重スリット実験や量子もつれなどのようにこの世界のあらゆる物質が規則的なまでに完成されたプログラムだとするならば、何者かによる介入を疑うのは当然のことである

「あの世」とはつまり仮想現実の外側、本当の現実世界なのではないか?この仮想現実に戻る(輪廻転生)と現実世界の記憶を失う、それを永遠に繰り返しているのではないかと考えてしまう

何かを見たり聞いたりした時、なぜか妙に懐かしい感じがしたり既視感を感じるのは前回の人生の記憶(前世の記憶)であり、そういったものが魂に刻まれているのではないだろうか?
(完全に消去されなかったバグ、エラーとしよう)

この地球が自然的に形成される確率はプールに分解した時計を落とし水の流れだけで時計が組み上がる確率と同等らしい

つまり明らかに異常な確率、普通の感覚からすれば「ありえない」ことが起きている

もはや第三者の介入があったとしか思えない

そう、これはゲームと似ている

「第三者」が開発元で、「存在している私」がそのゲームのプレイヤーというワケだ

「人生ドラクエ化マニュアル」という本もあり、「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」に登場する桜都国(実際には桜花国)、そして先述した映画「マトリックス」など、仮想現実を題材にした作品は数多く存在する(「人生ドラクエ化マニュアル」に関しては
こちら側がそう解釈しただけである)

さて、この世界が仮想現実だったとしよう

人によっては「どうせ仮想現実なんだから、肩の力を抜いて生きよう」と前向きに捉えるかもしれない

しかし、こう考える人もいるのではないか

だから何だというのか?

別に何も変わらないのではないか?

仮想現実だろうが、現実だろうが関係ない

我々にとっては、これが現実なのだ

(これ言ってしまったら元も子もないのだが)

病死、事故死、寿命での死などのリタイアを迎えるまで逃れようがない、この世界に生を受けた時点で強制的にこのゲームと参加者となったワケだ

ならば、せめて楽しい人生を送りたいものだ

[参考]

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?