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今年のRock & Roll Hall of Fame 2022(ロックの殿堂)について

今日は今年の「Rock & Roll Hall of Fame 2022(ロックの殿堂)」についての記事です。

37回目となった、「Rock & Roll Hall of Fame 2022(ロックの殿堂)」は11月5日に式典を放送されました。その時の記事などを書きます。

既に殿堂入りアーティストは決まっています。

Eminem(エミネム)
Lionel Richie(ライオネル・リッチー)
Pat Benatar(パット・ベネター)
Duran Duran(デュラン・デュラン)
Eurythmics(ユーリズミックス)
Carly Simon(カーリー・サイモン)
Dolly Parton(ドリー・パートン)


こちらがそのダイジェスト版の映像です。

The Rock & Roll Hall of Fame Induction Ceremony 2022 | Official Trailer | HBO


では、今回は、私がnoteに書いている現在の命題の「80年代」「90年代」「メタル」というキーワードの元での、受賞バンドや楽曲などを紹介していきます。


まずは、Duran Duran

Duran Duran - Hungry like the Wolf (Official Music Video)

ニューロマンティック時代のエレクトリックサウンドを有したスタイリッシュでダンサブルなロックバンド・Duran Duranが殿堂入りしました。

ミュージックビデオを使った戦略が成功したバンドですが、後日、撮影の話をする時にはロケが大変だったとのことで、メンバーの顔が「んー」と険しい表情をしたりするほど撮影は大変だったそうだとか。

デビューからずっと見てきたバンドですが、息の長いバンドになって良かったです。HRPUNKにない退廃的でクールなニューロマ・ブームに上手く、テクノやダンスロックで、一番、観客の声援というか「きゃー」という声で演奏が聞こえなかったバンド。

式典にはメンバーのAndy Taylor(ステージ4の闘病中)とWarren Cuccurullo(ex-Missing Persons)が欠席しました。


Duran Duran - "ANNIVERSARY" (Music Video)

こちらは最近のパリピーな世界でのMV。なんとなく、どこかのYOUTUBEREで、こんな乱痴気パーティのMVがあったなーと思う次第。
(しかし、Roger Taylor、なんて顔)


式典では「Girls on Film」、「Hungry Like the Wolf」、「Ordinary World」のメドレーを演奏しました。



続いては、Eurythmics

Eurythmics, Annie Lennox, Dave Stewart - Sweet Dreams (Are Made Of This) (Official Video)

Dave Stewartが登場したのはちょっとビックリしましたが。今年は2度目のリユニオンだそうです。


式典では「Would I Lie to You?」「Missionary Man」「Sweet Dreams (Are Made of This)」のメドレーを演奏しました。



次で、Pat Benatar

Pat Benatar - Love Is A Battlefield (Official Music Video)

この曲は、80年代にMTVでMVはよく見ました。邦題は「愛の嵐」です。

この映像、久しぶりに見ましたが、後半のダンスが人気でしたね。

今、ふと、この曲と「Thriller」が同じように集団でのダンスシーンを取り入れていることに気づきまして、早速、年月やリリースを調べたところ、MV制作がいつかは不明でしたが、曲のリリースは「Thriller」が後でした。

どこかにこうした集団でダンスする定番があったのだろうと想像しますが、ちょっと今はわかりません。

お店のオーナーの様な人のバトルをダンスで表現し、勝つという姿。朝日を浴びながら、解散するのですが、Pat Benatarの別れの挨拶も男前で、清々しいです。

80年代の特徴はテクノポップと、ギターサウンド、正確なドラムマシーンのようなドラムです。これは非常に80年代の典型的な音です。

久しぶりに「あの頃」を思い出しました。



そのほか、特別賞“ミュージカル・エクセレンス・アワード”に、Judas Priest(ジューダス・プリースト)とJam & Lewis(ジミー・ジャムとテリー・ルイス)が殿堂入り。

式典には、Judas PriestのオリジナルメンバーのK.K. Downing(K・K・ダウニング)とLes Binks(レス・ビンクス)がパフォーマンスに参加しました。K.K.は2009年、Lesは1979年からのJudas Priestとしてのライブパフォーマンスとなりました。

Judas Priest - Love Bites (Official Video)

私的にはJudasの80年代の曲としては、「Love Bites」を選びます。

歌詞のここの箇所のシャウトが良いです。

In the dead of night Love bites

この曲は、ちょうどNWOBHMの真っ只中で、「Love Bites」って言うとDef Leppardの1988年の方を思い出す人の方が多いと思いますが、私の「Love Bites」はJudasで、Def Leppardって言うと「Hysteria」とか「Pour Some Sugar On Me」、ベタですが「Photograph」あたりが印象が強いです。


Halestorm - Love Bites (So Do I) [Official Video]

ちなみに、この「Love Bites」は、日本のLove Bitesのバンド名の由来となった曲です。


日本のLove Bitesは一旦は活動が危ぶまれましたが、メンバーを新たに加入されて再び活動をしております。

このバンド、結構、気になっていまして、最近の女子メタルバンドと言うと、BAND MAIDAldiousLove Bitesあたりをチェックしていました。

LOVEBITES Return with the New Bassist + Bravehearted (Short Version)

ロックの殿堂からここまで脱線してしまいましたが、メタル"Love Bites"繋がりということで、ご勘弁。



全く今回の流れにないのが、Eminemかと。Eminemって一時、渋谷陽一先生が推していましたね。今回の殿堂入りの候補者の中に中村とうよう先生推しのFela Kutiがいるのも何かの縁か?などとこじつけの私見をいってみたりしてみました。

因みに、その候補者リストにあった人達は、Beck(ベック)、kate Bush(ケイト・ブッシュ)、Rage Against the Machine(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)、Devo(ディーヴォ)、Fela Kuti(フェラ・クティ)、MC5(エム・シー・ファイヴ)、New York Dolls(ニューヨーク・ドールズ)、A Tribe Called Quest(ア・トライブ・コールド・クエスト)、Dionne Warwick(ディオンヌ・ワーウィック)らは、2022年の殿堂入りから外れました。

まだまだ結構なバンドが残っていますね。



今日はこれで終了です。



メンバーシップも始めています。




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