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20200504

昨日の夜は日本酒を飲んだので、寝つきがあまり良くなかった。勿論寝起きも悪く、それは気圧のせいではないかと頭痛アプリを確認してそう判断した。わたしの眠気は気圧に左右されるものなのだろうか。
久しぶりにご飯と味噌汁と目玉焼き、といった朝食を摂る。玄米を白米に混ぜて炊くようにしてから内部の調子が良くなったように感じる。

ユホ・クオスマネン監督『オリ・マキの人生で最も幸せな日』という映画を鑑賞。最近重い映画ばかり選んでいるのでたまにはこういうのも、と。
2016年公開、日本では20年1月に武蔵野館で上映されていたけれど、劇場で観るには至っておらず、Amazon prime videoで550円でレンタルされていたのを見つけたので鑑賞。
サブスクリプションで無料で観られる映画を片っ端から観るという選択もできるのだが、映画1本観るにしても約2時間はかかるのだし、どうせなら暇つぶしで映画を観るのではなく、今観るべき映画を自分なりに取捨選択したり、「仮設の映画館」のように映画を鑑賞することで支援に繋げられるような、時間とお金をどこに遣うのかということを選択することが重要な局面にきていると思う、というのがわたしと同居人の意見で、特に彼の方がそのような問題意識を強く持っていて、それをわたしに強制するではなく共に選ぼう、という姿勢でいてくれるので、すごく良い存在だな、と思っている。

映画は60年代のヘルシンキが舞台で、全編16ミリフィルム、モノクロの映像。質感がすごく良い。勿論アキ・カウリスマキの影響を受けたようなショットも多いのだが、ヌーヴェルヴァーグを思わせる空気も混じり合い、なかなか新しい映画。世界タイトルを狙うボクサーのマキの純粋さと、彼の恋する可愛い笑顔のライヤのコントラストも絶妙。ボクシング映画?なのに絶妙な小気味良さで、心温まる映画だった。北欧の湖の景色が美しかった。

その後一瞬だけ外に出て、片付けをして、疲れたので昼寝をして、読書。植本一子『個人的な三月 コロナジャーナル』読了。流石の彼女の文章。怒り、悲しみ、喜び、悩み、全てが真実味を持って書き出されていた。あとがきに、「真実を全て書くこと」についての彼女の思いが書かれていて、わたしも自分の文章を公開している身となった今、かなり響くものがあった。

映画『こどもしょくどう』鑑賞。傑作だった。疲れたので感想はフィルマークスに書く。
夜ご飯は豆腐となめこの味噌汁、お好み焼き、チョレギサラダ。お好み焼きに山芋をふんだんに混ぜ込んだので絶品だった。
明日が連休最終日。絶対に衣替えをします。


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