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踏み込んでこないで

恋愛に興味無いなんて嘘だな。
だって恋愛に関する記事たくさん書いてる。無意識にあれこれ考え込むことが多いトピックだ。誰かに恋をして駆け引きをしてみたいな「恋愛をすること」に興味は無くても、「恋愛」そのものについてあーでもないこーでもないと考えるのは、私はどうやら好きらしい。

昨晩友人とお酒を飲みながら話していて気づいたことが1つあったのでそれを記録しておこうと思う。

私は恋愛に性別は要らないパンロマンティックだが、最近はやや女性に惹かれることの方が多い気がする。(セクシュアリティはグラデーション。いつでもいつまでも同じではなく、日々変化していく。と思っている。) そこは一旦どうでもよくて、重要なのは、私はシス男性に恋愛対象として見られることを想定したとき、すごく、うーん言葉がむずかしいが、嫌というか、一種の気持ち悪さを感じることに気が付いたのだ。

私が恋愛とsexをセットで考えていないからといって相手もそうだとは限らないし、むしろ多くの人はセットで考えているんじゃないかと思うし、短絡的だとは思うのだけれど自分が性の対象として見られているようにも思えて、それがすごく、たぶん、いや、なのだ。

その感情に理由があるとするならたぶん心当たりはあって、以前年上の男性からセクハラをうけた時の恐怖や不快感がそう思わせるのかな、とか。肉体的な身体のつくりの差は仕方がないことなのだけれど、彼ら本当に力が強いのだ。こちらの肩を掴む力も、私が必死に押し返しているのに全然ものともしないことも、はっきりと覚えている。力じゃ勝てないから、最悪の時は私は負けるんだって。だから私たちの方がたくさん気を使って頭を使って自分で身を守らなくちゃいけなくて、100%あっちが悪いのになんで私がこんな事しなきゃいけないんだって、いやその話は今回はおいておく。長くなる。

ともかく、私はシス男性に恋愛の相手として見られることに抵抗があるらしいということがわかった。もし、今は友人でいる男性から、パートナーになって欲しいと願われたなら、私はきっとそれを気持ち悪いと思ってしまう。どんなに信頼を置いていた相手でも、逆に初対面に等しいような相手でも、同じように。そんな目で私を見るなって心の中で思ってしまうのだ、きっと。踏み込んでこないでって、思ってしまうのだ。

何なんだろう、これ。何なんだろう。
もしかして今の私はパンじゃないのか?というか何故男性だけなんだろう。まだ出会ったことは無いけれど見た目は男性で心は女性の人だったら?その逆なら?シス男性だけに共通する特徴とかがあって無意識にそれを避けているとか?

…疑問はまだまだ尽きないが、考えがいがあって良いとも感じるのでもう少しあれこれ悩んでみようと思う。

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