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ランニングの意味を知ろう!

我々の時代(昭和の時代?)はとにかく走れ!水飲むな!水泳は禁止!など今では信じられない事がまかり通っていた時代でした。
私が野球を子供に教え始めた時期は、昔の考えとに新時代の考え方が浸透し始めた時代でした。
小学生の子供に対してアイシングを行うチームが出始めていました。
そんな時にトレーナーと言う職業があることを知り、早速教えを乞うために何度もお会いしお話を伺いました。
その中で、ランニング(特に長時間のランニングは意味がない!)という意見があることを知りました。
我々の時代のスーパースター選手の中に、PL学園高校で5回甲子園に出場し、甲子園通算20勝を超えた唯一の投手、現読売ジャイアンツ2軍監督 桑田真澄さんが現役時代、肘の手術(現代では当たり前になりましたが、トミージョン手術)を行い復帰まで661日の長いリハビリの中で、毎回長時間のランニングを行い、走った際に出来た道が桑田ロードと呼ばれたのは有名な話です。

桑田ロードを走る当時の桑田投手

桑田さんはトレーニングにも精通していて、過度な練習は意味がないと言う考えをお持ちの方です。
その桑田さんが意味がないと言われる長時間のランニングを毎回行ったのでしょうか?
ランニングにはきちんと理解して行えばきちんと意味はあるのだと桑田さんが証明してくれたのではないかと私はそう思い、息子や教え子達に教えてきました。
私が考える意味をお話ししていきたいと思います。
・練習や試合に耐えられるスタミナ(持久力)を付ける!背筋を鍛える!・
現役で野球をしている選手の中で、ランニングが大好きです!と言う選手はいるでしょうか?
私は今までそんな選手にあった事はありません。
正直あまりやりたくない、つらい練習の一つですよね!
精神論で指導するのは正直違うと思いますが、精神面を強くすることは絶対に必要なことです。
大事なのはランニングの意味をきちんと理解し行う事でそれは必然なのです。千本ノックと言われる練習が昔は良くありましたが、意味を理解し行えば科学的にも意味があると実証されているそうです。
指導者側の人はどの練習もきちんと意味を理解し行わせる事が一番大事であるのは私の経験上間違いないことです。
それを行うかどうかがプロ野球選手になれるかなれないかの差の一つになります。私はそれを行ってきました。だから言えるのです。
私の経験談をお話ししますと、私は息子の幼少期(中学生まで)自転車をあたえませんでした。
母親との買い物も、幼稚園・保育園へ行くのもランニング!
小学生になってからは、野球チームへ行くのもランニング!グランドの移動も他の子が自転車で移動の範囲はランニングでした。中学生になった際は、中学校の野球部には入らず、シニア・ボーイズなどの硬式野球リーグに入部したので、練習参加のみ自転車でしたが、普段はどこに行くのもランニングでした。
走るのが当たり前!の状態にしたくてそうしました。そうすることで、息子には一つの財産を与えることが出来ると考えていたからです。
その財産とは、走るのはめんどくさいが、走り始めたら苦にならないと思ってもらう事!
そうすることで、走り出したらめんどくさいと言う気持ちを消せるからです。
プロになってしばらくしたときに、感謝の言葉をもらいました。
コーチにお前化け物か?メンタルと基礎体力はんぱないな!と言われたすです。
皆さんにそうしろ!とは言えませんが、ご自分なりに工夫なされて財産として自分の物にしたり、息子さんや教え子さんにあたえられたら良いかと思います。

このように経験談と今の知識などを融合して発信していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

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