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五月女ケイ子レッツ!!古事記 神様の話②

神社に行くとは言っても
すすんで行くというよりは、
「あら、こんなところに」といった具合に
神社や小さなお社が目に留まるようになっていった
検索を繰り返していくうちに
少しずつ神様のつながりを知っていく

ある日実家に帰った際
姉がおもしろいと本を貸してくれた
この本(マンガ)が、
なんとも簡単にそして楽しく神様の世界へと
さらに導いてくれるものとなった

五月女ケイ子 レッツ!!古事記

あなどるなかれ
この本は実に忠実に古事記を伝えようとしている
心意気まで感じる素晴らしい本だ

神様の助けを目の当たりにする

一年くらい経った頃だろうか
家にある初詣の時のお札の場所が
なんだか気になって仕方がなかった
最初は
棚の上のスピーカーの上
ここでいいんだろうか?

和歌山で住んでいたわが家は
古い家を少しだけリフォームした平屋だった
雨漏りが雨のたびに深刻になっていき

同じ頃、和歌山から地元のある広島に
引っ越す話も湧いてきていたのだ
そうなると、中古で購入していたこの家も
手放さなければならない
だけど古い家で買い手がつくかどうかも微妙
おまけに雨漏りまで酷くなっている
いろいろピンチだった

そしてお札の位置がどうしても気になる

思い立って、リビングの天井近くの
ちょっとした出っ張りに移動する
その壁の裏はちょうど雨漏りする場所
なんと、ぴたっと雨漏りが止まった

これには理由もある
様子を見にきた工務店さんが屋根に上がり
ズレてた瓦をぐっと押して直してくれたのだ
それだけ止まった雨漏り

数日後、家を査定に来てくれた夫の会社の上司
家は残りのローンが払えて、
少し余るくらいで買い取ってくれることになった
お世話になった会社の大変な計らいだ
本当に感謝でいっぱいだった

この出来事にはどちらにも理由がある
だけど私には
神様が助けてくれたんだと思えて仕方がなかった
お札を下から眺めてぽかんとして
大好きだったこの古い家が
幸せになるように願い
胸のあたりがあったかくなった

神様のいる生活は
そこから目まぐるしく動き出した

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