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ペダリングについて【その3】

ケイデンスを意識するの続き

高ケイデンスでペダルを回すには力強くペダルを踏んではいけません。
お尻が跳ねるから。
これも学問になりますが、入力と反発というのがあります。
ペダルを踏み込んだ力が全てではありませんが跳ね返ってくる。
その跳ね返りは体を持ち上げてしまいます。
踏み込むだけのペダリングは体を不安定にさせるので良くありません。
引き足は重い脚を上に引き上げる動作になるので、その反発としてお尻をサドルに引き付ける働きもします。
引き足を意識する事は体を安定させる効果もあります。
引き足と踏み込む脚の力がイーブンであれば、高ケイデンスでも体は上下にぶれる事なく安定します。
自転車は力ずくでは速く走れないのです。

ペダリングを意識する場所は?

12時の上死点から踏み込んだ足を4時辺りで力を抜いて…と考えると思います。
自分は下死点の6時から始まると考えています。
最初の方でも書きましたが、重力に反する動きをする引き足に力を必要とするので、腸腰筋に力を込める6時から意識しておかないといけないからです。
腸腰筋で引き上げた脚を12時の辺りで大臀筋とハムストリングスを使って勢いをつけて落とすようなペダリングをしています。
ただ、脚の重さで落とすだけでは高ケイデンスで回せません。
ケイデンスに合わせた勢いをつけるために踏み込む脚に力を込めます。
腸腰筋、大臀筋、ハムストリングスという言葉を使いました。
この3つは全て股関節周りにある筋肉になり、股関節主動のペダリングで重要な筋肉になります。

という事で、続きは明日にでも。


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