冬の朝おもうこと

冬の朝

うつらうつらと目覚めた


もう少し眠りたいので


目は閉じたまま


冬の朝


ふとんからはみ出ている肩が


少し寒い

もう少しあたたまりたいので

布団にもぐる


うつらうつらと


目は閉じたまま



シンと静まり返る空気


そこには張り詰めたものはないが


静かな静寂がある


ときおり


そばで眠る子どもの寝息がまじるだけ



冬の朝


まだ起きるには薄暗いので


目は閉じたまま


もう一度眠るには

どうしたらいいのだろう



途方に暮れたふりをする


別にどうもしない


あきらめて


スマホを手に取る



お気に入りのブログを読んで



また過去のブログも読み直そう



心に誓ってみたりする


ヒマなんだな


何かをしてるフリをしていた


努力をしているフリをしていた


ヒマだったんだワタシ


小さく誓う


努力をしよう


めいっぱい


努力をしてみよう


ゴールはある


そのためには?


さあどうする?


逆算して


薄暗いスマホの灯りの中


あぁノートに書きたいな


と思いながら


ゴールはある


ただそこに向けて


本気の本意気で


努力はしていなかったことに


今さらながら



気付く


ウケる


努力していたつもりだった


ただ


できる範囲での


努力なだけだった


言い訳をしていただけだった



さぁどうする?


ゴールは決まっている


まずは

買い溜めてあった本を読もう


週に数回散歩をしよう



ワタシがやりたいこと


そのためにお金も稼ごう


勉強しよう


やりたいことは


できることは


すべきことは


ものすごく
たくさんある


時間は有限


冬の朝


スマホを閉じたら


もう少し寝よう


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