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なぜ、未経験で新規事業の立上げに成功したのか?

この記事は私が未経験から新規事業を立ち上げた記録を残していくものです。ぜひ書いてほしいという依頼を受けましたのでツラツラと記載をしていきます。書いていくのはマーケティング・セールス部分のみです事実として何を行ってきたのか商品名やリアルな情報については一部伏せさせていただく部分がありますが、思考、そして打ってきた施策についてはすべて記録をしていきます。ただ、気分が向いたら書くようなものですので続きが読みたいという方がいればガンバって書こうと思いますがそうでなければ、適当にアップしていく予定です。では、記録として書いていこうと思います。

1.未経験の私が真っ先に取り組んだこと

成功者に学ぶということからスタートしました。まず原理原則となるマーケティングの原理を読むことから始め、枝葉に分かれていくマーケティング関連書籍を片っ端から読んでいきました。私の持論としては誰かから学ぶということをしてきました。インターネットからの情報収集でも十分だとは思いましたが、ネットになぜお役に立つ情報を掲載されているのかを考えれば彼らの商品を購入するため、そのために教育のためにしか使わないだろうなということは容易に想定ができました。そのため書籍の情報を参考にしようと思ったわけです。世の中に本を出版するためには出版社があり、そこが内容をチェックしてということをしているという仮説からです。

個人で出版できる時代のなかで、出版会社がついているということは世の中に出して面白い、役に立つという書籍でなければ出すことはないだろうなということを想像したためです。情報が爆発的にあふれていくなかで確実に情報を探すということが本当に必要なことなのだと思います。特に○○大学が出版や企画、開発に関わっているところはほぼ間違いない情報ではないかという仮説を立ててまずは原理原則から学ぶことにしました。さらに学び続けているといかに日本式のマーケティング手法が遅れていると言われているのかも気づくことになりました。海外のマーケティング手法を翻訳家されているもの、ただし思考は日本人と海外では全く違うと思ったので鵜呑みにするのではなく、これは日本ではこのような使い方になるよなと考えながら読書を進めていました。

枝葉から学び始めると、枝葉が最重要に思えてしまい。根本的な全体俯瞰をしてみるときに最初に学んだ情報が阻害されるのではないかと思ったためです。

教科書通りのマーケティングで上手くいくのか?と疑問に思われている方もいると思いますが、結論から言えば上手くいきました。恐らく上手くいかないのはその原理原則を外し、冷静に判断することなく自分の主観が入ってくるからだと思います。

例えばマーケティングという言葉一つとっても色々な考え方があります。販売促進と思われいるかたもいらっしゃるでしょうし、市場調査と思われている方もいると思いますが、マーケティングを的確に表現をしている言葉は実際にはないということもわかります。(私が勉強した当時なので今はどうなのかわかりません)

マーケティングを英語で書くとMarketingつまり市場Marketの進行形ingであるということです。このことは、市場を動いているものとしてとらえるという発想をすべきであるという捉え方ができます。なので最も広い捉え方をしますと、市場に対応するためのすべての活動がマーケティングと言えるのではないでしょうか。

市場には売り手と買い手がいるという当たり前のことです。労働市場で言えば仕事を与える人と、求める人。金融市場であれば投資をする人、投資を受ける人。というようなこともマーケティングだと思います。

では、マーケティングを構成する要素とは何か?さらに分解をしていきました。市場というものに対応することは結論から言えば無理でしょう。市場のなかに人がいるわけですから、その人の集団が市場を形成しているという考えをもてば、考え方としてはマーケティング=顧客を重視する考え方であることはわかります。なので私は、自分の扱う商品がどのようなお客様にお役に立つのか?幸せにすることができるだろうか?と徹底的に考える必要があるなとまず考えました。もしそうならないのではれば、”売ってはならない”と決めていました。

企業の利益を追求するために売り方を変えるということはできるとは思っていたのですが、それをやってしまっても企業が継続的に利益を上げ続けることはできないだろうと考えたためです。とにかくお客様の問題解決や幸せにつながるというものだけを売るということ、そのためにはまず自分自身が心底惚れ込むほどの商品であるのかを確認することにしました。

~続く~

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