広川周一

成果創出型ハンズオン経営コンサルとして、上場企業トップから直々に要請された数百の組織変…

広川周一

成果創出型ハンズオン経営コンサルとして、上場企業トップから直々に要請された数百の組織変革を主導し1万人以上の経営幹部・管理者を指導。外資系ファームVPから現在は㈱アバージェンスのパートナー&価値創造フォーラム21事務局長。経済学&人間科学でダブルBA+MBA。

マガジン

  • 気づきの日記|たぶん世の中のためにはならないこと

    Noteをずっとサボっていました。正確には【書くべきこと】を見つけられずにいたのです。 理由は2つ。①「それって”世の中のため”になるの?」という自問に答えられなかったから、②よく知らないことを格好つけて書こうとしていたから。 それはもうやめました。書きたいことを、書きます。ちょっとだけ格好つけて英語で言うなら”Daily note on small universe of my life"でしょうか。そういうことを書きます。 ですので、ほとんどの方には興味のないことだらけになるでしょう。ハッシュタグのつけようもないほど雑多なことが並ぶでしょう。ここに辿り着いてしまった方々にはご迷惑かもしれませんが、どうかご容赦ください。

  • いまさら聞けないビジネススキルの基礎を学び直す

    主に社会人の方々向けに、コンサルティングで養ったワークメソッドやベーシックスキルを発信します。 成り立てマネージャーの方々、初めて部下を持った方々、社会人ルーキーの方々など、キャリアの節目で、スキルの見直しにお役立て下さい。

  • 中学英語で英語上手になりましょう

    中学生レベルの知識でも英語でコミュニケートできる。私の実感です。中学生の頃から英語が好きでした。英語の勉強はほとんど日本でしてきました。海外で過ごした期間は出張など全部加えても3年未満です。文法の細かいこととか、難しい単語とかはわかりません。英語講師の資格も経験もありません。でも英語に苦手意識はないです。好きだからです。そんな私の根拠なき自信の源泉は中学英語です。

  • Transformers' BAR チェンジへのチャレンジ

    組織を変革したい、チームをレベルアップしたい、社会を変えたい…。 そういった「トランスフォーム」に取り組む方々に向けて、30年以上、企業変革を推進してきたコンサルタントとして培ったものをシェアします。 仕事終わりにちょっと立ち寄るBARのように、ゆったりと読んでいただければ嬉しいです。

最近の記事

chatGPTには早く”負けて”おいた方がいい

ちまたで話題のchatGPTを試してみたところ、回答の的確さに驚きを隠せませんでした。 実例を示しましょう。質問者は私、回答者はchatGPTです。 専門家顔負けな回答を数十秒で出してくる! Q(わたし):子供が大学受験の時期で、親として最大のサポートをしたいのですが、生活パターンの違いからすれ違いが多く、示唆を提示したり、相談に乗ったりできていません。何かいい解決方法はありますでしょうか。SNSを利用した表面的なコミュニケーションにはできるだけ頼りたくなりと思っており

    • LinkedInの新しい使い方

      LinkedIn Learningを英語教材として使おうLinkedInを使い始めて1年以上が経ちました。利用の目的は2つ。①運営するオンライサロン「CRH: Club Right Hand」について発信するため、②普段の生活では出逢えそうもない様々な職業や地域の方々と繋がることで見える世界を拡げるため、です。 LinkedInからの「お知らせ」欄には、繋がっている方々の新しいご投稿や、私の投稿へのリアクション、ご返信などが載ります。 LinkedIn Learningは

      • 「話がわかりづらい」と言われるんです…(2)

        同じテーマの続編です。といいつつ、続編を書くまでだいぶ時間を要してしましました…汗 前回は「私、話がわかりづらいと言われるのです」というご相談をうけたことをきっかけに、わかりやすくするコツに触れました。 話をわかりやすくするには目次を作ろう前回は「わかりづらい話をわかりやすくする」ための、たった一つのコツについて書きました。それは目次づくりでした。 目次は丹念につくる必要があるので、その説明が結構な文字数になってしまい、前回は目次【づくり】で終わらせました。 目次を作

        • 「話がわかりづらい」と言われるんです…

          以前、研修で受講生だったルーキーさんから、こんな↑相談を受けました。 ご自身でも本を買って、わかりやすく話すために努力しているとのこと。偉い!!そうそう、学びは自分から取りに行くものですよっ。 「でもたくさん読みすぎてしまったせいか、ちょっと混乱気味で」ということで、「話をわかりやすくするTips」を紹介しました。 話をわかりやすくするたった一つのコツTipsと言いましたが、紹介したコツは一つだけ。この一つだけをまず試してみることを勧めました。これだけでだいぶ手応えを感

        chatGPTには早く”負けて”おいた方がいい

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        • 気づきの日記|たぶん世の中のためにはならないこと
          2本
        • いまさら聞けないビジネススキルの基礎を学び直す
          10本
        • 中学英語で英語上手になりましょう
          5本
        • Transformers' BAR チェンジへのチャレンジ
          5本

        記事

          話し始めの表現

          話し始めるときの、切り出し表現って意外に難しいと思いません?英会話レッスンには、必ず載っているはずですが、あまりそこには注目しませんよね?意外な盲点だと思うんですが、どうでしょう? ということで、今回は話を始めるときの切り出し文句をいくつか集めてみました。参考になれば幸いです。 Be that as it may(とにかく)会話の内容を少し変えたいとき、「まぁ、それはそれとして」と切り出すときに便利な表現です。直訳すれば「それがそうあるかもしれない状態にしておこう」とでも

          話し始めの表現

          セルフマネジメントの領域(1)身の回り

          前回からセルフマネジメントについて書いています。 セルフマネジメントとは、自分がコントロールできること【だけ】に集中してキッチリやろう、という意味で使っています。自分でコントロールできない外部はどうしようもない、と割り切り、自分ができることを、できる限りコントロールするのが健全だ、という考えです。 部下の方々にもっとセルフマネジメントを求めるご上司さんも、ちゃんとセルフマネジメントしたいルーキーさんにも、お役に立てれば幸いです。 今日は、そのセルフマネジメントをどこに適

          セルフマネジメントの領域(1)身の回り

          セルフマネジメントの深堀り

          何せ、1週間に1本書くか、書かないかなので、一つのテーマが間延びしてしまうんですよね。読んでくださる皆さんも繋がりが見えない感じがしているのではないでしょうか。 前回、どんなことを書いていたのかから、説明しないといけませんね。スミマセン。 セルフマネジメントって何を指しているの?まずここ↑から始めます。詳しくは↓のnoteに書いてあります。でも↓のnoteは、サクッと読むには重すぎるんです。何せ、まだコンサルモードから脱しておらず、小難しいことを連ねてしまったものですから

          セルフマネジメントの深堀り

          ダラっとした組織変革をピシっとしよう

          前回は、「組織変革のエッセンス」のなかの【躍動力】について書きました。 【躍動力】も3つに分解できる、と言いました。下図のとおりです。 こうすれば止まった岩も動く!組織変革の【躍動力】は、「堅牢なオーナーシップ」、「前向きなリーダーシップ」そして「一点突破の目標」で得られる! 本当にそうです。変革が始まったとき、つまり「止まっている岩を動かす」ときに、この3つが必須になります。 社長や事業トップが堅牢、つまり骨太なオーナーシップを持って「よし、この変革を進めるぞ!」と

          ダラっとした組織変革をピシっとしよう

          ベーシックスキルは9つでOK

          このnoteは「いまさら聞けないビジネス・スキルの当たり前」を学び直したい方向けに書いています。元々は社会人ルーキー向けでしたが、ミドル・エイジの方々からも学び直しに良いと伺い、このように衣替えしました。 すでに数稿書きましたが、ベーシックスキルの全体についてはまだ示していないことに気づきました。すみません^^;。 9つのベーシックスキルは大きく3つずつに括れます。「自分」に関すること、「組織」に関すること、そして「事業」に関することです。 「自分」、「組織」、「事業」

          ベーシックスキルは9つでOK

          簡単で応用範囲が広い表現をちょっと粋に

          洋画を観ながら、少しずつ集めた「粋な表現」も200フレーズくらいになりました。ペースは遅いです。まずは洋画を楽しむことが目的で、粋な表現探しはついでにやっていることだからです。 でもせっかくnoteにまとめるなら、ランダムに書き連ねるより、何らかのラベリングがあった方がユーザーフレンドリーですよね。 そう思い、今回は拾い集めた粋な表現を、それとほぼ同じ意味で応用範囲が広い簡単な表現とを並べていこうと思います。 I'm hungry.(お腹がすいた)いつでもどこでも誰でも

          簡単で応用範囲が広い表現をちょっと粋に

          5S術としてのTo Do管理

          このnoteでは「いまさら聞けない当たり前なビジネス・スキル」について書いています。元々は私が講師を務めた【社会人ルーキーの養成講座】というシリーズ研修のコンテンツを、まさにルーキー向けに書いていました。しかし、ある中堅クラスの知り合いから「自分にとっても学びが多い。忘れていたり、学び漏れがあったり…。ルーキー向けに絞るのはもったいなくない?」と教えてもらい、「じゃあそうしよう!」と、マイナーチェンジしました。 前回は社会人に役立つ5S術を紹介しました。というか、「そもそも

          5S術としてのTo Do管理

          中学英語でわかる粋な表現

          このnoteでは、洋画や英語のTV番組を観ていて発見したちょっと「粋な」英語表現を書き綴っています。 全て発見順です。「○○なときに使える表現」のように纏めてありません。皆さんにとっては参考書的な使い方ができないのが「いまいち」ですね。すみません。溜まってきたら、まとめ直します。それまではランダムなところをお楽しみいただければ幸いです。 日本語訳をつけましたが、文脈次第では違う意味にもなると思います。英語の意味にひたり、意味範囲の広さをご自身で感じ取って下さい。 また、

          中学英語でわかる粋な表現

          セルフマネジメントとしての5S

          ビジネススキル講座の様々なコンテンツのなかで「一番ためになった」という声が多いのが5S術です。すぐに使えて、すぐに役立つから自分にとって便利。お仕事の専門分野は様々でも、その共通土台として汎用性があるから、友人にも伝えやすい。よく聞く5Sの効果です。 製造メーカーで、しかもモノづくり系のお仕事をしていないと、5Sという概念に触れることは少ないかもしれません。整理・整頓・清掃・清潔・躾という日本語がすべてSから始まることから、5Sと呼ばれています。モノづくりのノウハウがどんな

          セルフマネジメントとしての5S

          組織変革の躍動力

          【このnoteのサマリー】組織変革のエッセンスは、大きく3つに分かれる。その1つは、止まった組織変革を再起動させるための躍動力をもたらすフォースである。今日のフォーカスは、そのうちの”堅牢なオーナーシップ”。組織トップにオーナーシップを持ってもらい、組織変革に必要な大量のエネルギー源にしよう。しかしトップは超多忙で巻き込みは難しい。だから6つのコツを活用しよう。 今回から、組織変革のエッセンスの中身について書いていきます。組織変革を担う方々向けに、どのように組織変革を組み立

          組織変革の躍動力

          中学英語でわかる粋な表現

          対話のなかで返す言葉英語で対話しているときに、相手の発言に対して返す言葉をまとめてみます。好意的な表現から徐々に反論の度合いが高まるように並べてみました。 肯定的〜ニュートラルな表現Likewise. こちらこそ ”It was nice meeting you.”などと言われたときに、さらっと返すと粋ですね。他にも” Pleasure is all mine"(喜びは私にある=私の方こそ嬉しかったです)と笑顔で言えばスマートです。 That’s on me.  自分の

          中学英語でわかる粋な表現

          組織変革は失敗がデフォルト

          残念なことですが、組織変革は失敗の方が成功よりも多いです。「そんなことはない。ほとんど成功している」と思う方は、変革DNAの備わった組織に属しているのでしょう。しかし私の経験上、そういう組織は稀有です。 私が組織変革のプロジェクトをクライアントから要請されるとき、多くの場合、社内ですでに同じテーマの変革に取り組んでいます。それがうまくいかないから声がかかる、というケースが多いです。ですので、初めてクライアントに伺ったときは、何をどう行い、どこで躓いてしまったのかを確認します

          組織変革は失敗がデフォルト