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モニュメント/恐怖が愛にかわるとき

Monument - The Sound

Is it fear, Is it fear
それは恐れですか、それは恐れですか
That you feel inside of you?
あなたは自分の内面を感じますか?
Is it fear?
それは恐怖ですか?
Shouting out just fear
ただ恐怖を叫ぶ
You feel inside of you
あなたはあなたの内側を感じる

Is it fear that you feel
あなたが感じるのは恐怖ですか
When all eyes are on you?
すべての目があなたにあるとき?
Is it fear?
それは恐怖ですか?
Surely not just fear you feel
きっとあなたが感じているのは恐れだけではない
When all eyes are on you
すべての目があなたにあるとき

Rise and rise
立ち上がって
Rise above
上昇
Rise and rise
上がって、上がって

Not just a girl
ただの女の子というだけじゃなく
Not just a girl, not just a building
ただの女の子というだけでなく、建物というだけでなく
For the skyline
スカイラインのために
Not just a girl, not just a building
ただの女の子というだけでなく、建物というだけでなく
For our eyes
私たちの目のために
Not just a girl, not just a building
ただの女の子というだけでなく、建物というだけでなく
But a monument to love
しかし、愛の記念碑

Rise and rise
立ち上がって
Rise above
上昇
Rise and rise
上がって、上がって

ソングライター: Adrian Kelvin Borland
 Monument歌詞 © Warner/chappell Music Ltd

★★★

最近よく聴くようになった80年代ポストパンク、ネオサイケバンド、ザ・サウンド。当時エコー&ザ・バニーメンと同じレーベルに所属していて、現在もカルト的な人気を誇っているが、あまり良いセールスは出せなかったようだ。

わたしがザ・サウンドに惹かれるのは楽曲の素晴らしさもあるが、リーダーのエイドリアン・ボーランドの内面を深く掘り下げるような歌詞と歌声だ。

恐怖とは、自分を守るためにあるのだと思う。自分を愛しているからこそ恐れを感じるのだと思う。そうでなければ自分なんてどうなっても良いのではないか。恐怖を感じる必要などない。愛しているからこそ、傷つきたくないからこそ恐怖で自分を縛り付け制限を作ってしまう。

わたしたちの身体は魂の入れ物。自分を高く置き、自分自身の魂に完全にフォーカスできるとき、恐怖は消え、全てが愛に変わる。本来わたしたちは愛の存在なのだ。

残念なことに、バンド解散後ソロ活動を続けていたエイドリアン・ボーランドは99年に列車に身を投げ、その生涯を閉じている。

長年統合失調感情障害に苦しんでいたボーランドはその感受性の強さゆえに、生きていること自体が恐怖になってしまったのだろうか。

自死を選んでしまったのはボーランドの自分に対しての精一杯の愛だったのかもしれない。



見出し画像:Wikipediaからお借りしました。



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