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バトゥール寺院~ブサキ寺院参拝ツアー

先日ブサキ寺院に行ってきたことを書いておこうと思います。

私がブサキに行った記憶といえば、旅行者時代に観光で行ったのと、結婚してから息子たちが子どものときに一、二度行ったくらいしか覚えていない。

ブサキ寺院(Pura Besakih)は、インドネシア・バリ島にあるバリ・ヒンドゥー教総本山の寺院である。アグン山の中腹に位置しており、30余の寺院の集合からなる。
破壊神シヴァ、繁栄神ヴィシュヌ、創造神ブラフマのヒンドゥー三大神が中心に祀られており、多くの神々の祠がその周りに配置されている

Wikipedia

事の始めは1か月前。夫の実家は坊さんの家系で家には親族のためのちょっと大きなお寺がある。その日はその寺の約半年に一回のお祭りの日で、家族でタバナンの夫の実家に向かっていた。

車の中でぼんやり外の景色を眺めていると、唐突にガイドのセレちゃんが「ブサキに行って」と話しかけてきた。

え、何でブサキ?遠いしめんどくせーよ、と思っていると何度もしつこく言ってくる。それで帰ってからよく話を聞いたら私にとってとても重要なことらしい。それでも納得しない私(笑)、朝チャネリングのときにサナート・クマラにも聞いてみると「自分を思い出すためのプロセス」「必ず行って」と言われ。

そんじゃ行くしかないと思ったけど、ひとりでは行けないし行くなら夫に頼むしかない。でもさ普段、ヒンドゥーやることあり過ぎめんどくせーとか言ってる全く信仰心ない私が突然ブサキ寺院に参拝したいとか言ったら理由を聞かれるよね?

え~ちょっと、セレちゃんのことカミングアウトしなきゃならない?ガイドから行けと言われたとか信じるかしら?などなど頭の中ぐるぐるして言い出せないでいた。

意を決して話したのがやっと2週間後(笑) 頭の中で話している存在がいて~その人は私のガイドで~とか一通り言ったんだけど、ガイドなにそれ?夢で見たの?とかいまいちよくわかってないようだったけど(笑) 信心深い夫は「じゃ、行こうか」と言ってくれて、めでたくブサキ・ツアー決定。

8月中ならいつでもいいと言われていたので、長男の休みに合わせて土曜日に日程を組む。出発の朝知ったのだけど、8月5日は立春から始まった「卯年」のちょうど折り返し地点だったそう。バリ暦的にも参拝するのに最適な日で導かれてる感。

ブサキ寺院参拝の際はバトゥール寺院にも参拝するのが一般的らしく、先にキンタマーニ方面バトゥール寺院に向かう。バトゥール寺院は女性性、ブサキ寺院は男性性のエネルギーらしい。

ウルンダヌ・バトゥール寺院(Pura Ulun Danu Batur)は、キンタマーニ高原にある寺院で、バトゥール湖の女神デヴィ・ウルンダヌを祀っています。
この寺院はもともとはバトゥール湖のほとりにあったのですが、度重なるバトゥール山の噴火の被害を避けるために現在の場所に移転されました。

ウルンダヌ・バトゥール寺院


バトゥール寺院はとても美しい寺でした。
太陽は真上だけどそれほど暑くない
プマンクは女性
中の広場
団体の参拝客が帰った後は人影も疎ら。
ガネーシャさんがいた

バトゥール寺院はとても清々しいエネルギーに満ちていました。スンバヤン(お祈り)の後、聖水をいただいてお持ち帰り。

バトゥール寺院の後、景色を堪能しながらお昼ご飯。キンタマーニ周辺は昔とは様変わり。お洒落な感じのレストランやカフェ、ワルンがたくさんできていてびっくり。

バトゥール火山
かわいいお店番
アンティークのミシンのディスプレイ
明日かい(笑)


バトゥール湖で採れた淡水魚のお料理 Ikan Nyat Nyat
めちゃ美味しかった
外国人観光客用とローカル用のメニューがあり値段が違う(笑)


風景を見ながらご飯を待っているとき、セレちゃんに「ただエネルギーを感じて」と言われる。ブサキ寺院でもただエネルギーを感じていればいいみたい。

昼食後はブサキへ。

駐車場から寺院までは坂道でけっこうな距離があり、心臓が悪いうちの夫は「Tidak Kuat(無理!)」と言うので私と夫はバイクタクシーで一足先に上がって息子たちを待つことに。

ブサキ寺院はたくさんの参拝客と観光客で賑わってました。お天気はイマイチでずっと霧雨。肌寒く、車にストールを置いてきてしまったのを後悔。

息子らと合流したとこ
偶然にも近所のパサールの魚屋さんにも会いました
観光客も多い


最初に参拝した場所では、中に入ったらもう結構な数の人が座ってお祈りが始まるのを待っていたので、どうしようかと思っていたら、そこのプマンク(お坊さん)がうちの夫に声をかけてきて、一番前に案内された。

そこで聖水とビジョー(額に付けるお米)をいただいてからお祈りが始まった。額で手を合わせ、セレちゃんに言われた通りマントラに波長を合わせてエネルギーを感じるようにした。

お祈りが済んでそこで違和感。他の人たちはお祈りが終わった後に聖水とビジョーをいただいている。うちの家族だけなんで先に?と疑問に思ったけど尋ねるのも面倒なので疑問は疑問のままに(笑)

そして本殿へ向かう。


踊りをやっていた
クリスダンス、だっけ?
待っている間に少し雨が強くなってきた


さすがブサキ本殿、エネルギーが強かった。お祈りが始まると眉間はムズムズ、頭頂部にはエネルギーが渦巻いているのを感じる。額で合わせた手が小刻みに震えるほど。

こちらでも聖水とビジョーをいただいて終了。


寺院から下を見たところ
帰りは駐車場まで歩いて降りることに。


1日かけてのツアーだったけど、なぜかあまり疲れた感じはしなくて。久々の家族イベント、楽しかった。夫もスンバヤンの後は氣分がいいとご機嫌でしたね。

「自分を思い出すためのプロセス」とか言われていたのでなんとなくもっとドラマティックな展開も期待したけど、全然それはなかった(笑)
でも自分の中ではなんか憑き物が落ちたようなそんなスッキリした感覚でした。

私、最近まで自己肯定感がすごく低かったから自分の姿をネットに上げるのって抵抗感があって。noteのアイコンだって10年くらい前の写真をバリバリに加工したやつだし。

でもバトゥール寺院を後にする前に家族4人で写真を撮ったんですよ。それが思いのほか良い感じに撮れてたんで、衝動的にインスタにアップしちゃった。やっと少し自分を認められるようになったのかな。


うちの人たちは顔出しフツーだからいいでしょ、と


思い出になった楽しい一日でした。



最後までお読みいただきありがとうございます💛




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