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セスキが売っていない国に住んでいる人へ。セスキ炭酸ソーダの作り方。
セスキは手作りできる
自分にとって革命的なことだったので、ちょっとこれは書いておこうと思った。
私はインドネシアに住んでいる。健康ヲタなので身体に良いと聞くと出来そうなものならとりあえず試してみる人。
特にクンダリーニヨガを始めてから、身体の方がより自然なものを求めるようになって、洗濯ももっとナチュラルに洗えないかな、と常に考えていた。ずっと以前からセスキを使った洗濯に興味があったが、なにしろここでは売っていない。
インドネシアはまだまだエコとかの意識が薄いので、スーパーで並んでいるのは普通の合成洗剤のみ、粉石鹸も見当たらない。その中からなるべくやさしそうな洗剤を選んで使っていたのだけど、香りが気になるし汚れ落ちも悪い。
洗剤に重曹を足して洗うと汚れ落ちが少し良くなるんだが、それでも香りが気になる。それでやっぱセスキ手に入らないのかな~としつこく調べていたら、アメリカ在住の人のための記事を見つけた。アメリカにもセスキは売っていないらしい。
そしてなんと!そこにセスキは手作りできると書いてある!
おお~なになに、重曹と 炭酸ナトリウムを混ぜるとセスキになるのか!炭酸ナトリウムを検索してみるとインドネシアでも売っている。値段は…安い。重曹(工業用)と炭酸ナトリウムを合わせて買っても洗剤買うより安いやん。
オンラインで買ってもいいけど、送料がかかるのがイヤなので、店の場所を知っているという長男とバイク二人乗りして 薬品や化粧品の材料を売っている店まで買いに行く。
重曹2キロ、炭酸ナトリウム2キロ購入。ついでに風呂に入れるためのエプソムソルト5キロも買う。
炭酸ナトリウムの袋には”SAD”と書いてある。は?悲しい粉?と思っていたらインドネシア語の”Soda Ash Dense”の略だそうだ。”Dense”は粉末という意味なのを初めて知った。
家に帰ったらボウルに同量の重曹と炭酸ナトリウムを量って入れ、泡だて器でよく混ぜる。これでセスキの完成。やった!
家にタッパーがあったのでそれに保管することにした。前にスーパーの景品で貰ったものの、石油臭くて食品には使えなかったやつがちょうど良い。
洗濯には水30リットルに約大さじ1投入。30分~一晩つけ置きして(私はいつも1時間半~2時間ぐらい) 5分洗濯、すすぎは1回。すすぎが1回でいいっていうのは大きいぞ、ずいぶん水の節約になる。
洗い上がりにも満足。特に汗などのタンパク汚れに強いようだ。襟とか汚れのひどいものはつけ置き前に濃いめのセスキ水で濡らして石鹸か洗剤でもみ洗いしておくと、きれいになる。
お風呂場の掃除やキッチンの油汚れにも活躍。夜スプレーに入れたセスキ水をシュッシュしておくとヌルヌル知らずになった。焼き魚やった後の焦げもつけておいたら簡単に剥がれた。すごいい~日本でセスキが流行る訳だ。
ネットでざっと調べてみたけど、セスキが売っていない国は他にも結構あるみたい。この配合を知ってセスキが作れるようになれば役に立つ海外在住の人も多いんじゃないかな。
セスキ炭酸ソーダの作り方
材料
重曹 - Baking Soda - Soda Kue - NaHCO₃
炭酸ナトリウム - Sodium Carbonate - Soda Ash - Na₂CO₃
(日本語 - 英語 - インドネシア語 - 化学式)
インドネシアでは Soda Ashの他、Natrium Karbonat / Soda Abu ともいう。
重曹と炭酸ナトリウム1:1でよく混ぜる。完成。
ちなみにどーしても炭酸ナトリウム が手に入らないって人は重曹から炭酸ナトリウムが作れるらしいよ。オーブンやステンレス製フライパンで100グラムの重曹を62~63グラムになるまで加熱するそうです。
↓ こちらの記事を参考にしました。いやもう有益な情報をありがとうございました。
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