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手帳が続かなくて自己肯定感が下がっていませんか?

こんにちは、感性をみがいて自分に優しくなれる手帳pure life diaryの開発者の井上ゆかりです。

今回は

・手帳が続かないと悩んでいる人
・手帳が続けられないと自己肯定感が下がる人
・「継続できないわたしはダメだ...」と自分を責めてしまっている人

に役に立てればと思いコラムをお届けします。少しでも役に立つところがあればうれしいです。


スケジュール管理が気づかないうちに自分を傷つけている

手帳を作る過程でたくさんの人の声を聞いて、手帳のメインの役割である「スケジュール管理によって自分を傷つけている」人があまりに多いことに気づきました。

なぜだろう?と深く考えていくうちに理由がわかりました。


一般的な手帳はやることをスケジュール管理に落とし込み実行していきます。言い換えるとTO DOリストがあり、それをしっかりこなすための手帳という考え方。このような考え方を私たちは「TO DO 思考」と呼んでいます。でも 「TO DO 思考」には問題もあります。

TO DO 思考の考え方はやる「べき」ことから考えます。いわば評価基準はTO DO リストをちゃんとこなせたか?つまり「ちゃんとできたか?」が評価基準です。

TO DO リストをちゃんとこなせたか?が評価基準だと「TO DO 思考」は、全部パーフェクトにTO DO リストができてようやくプラスでもなくマイナスでもなく0点、1つでもできないとマイナス評価。つまり評価基準が減点評価です。

やっていることは課題設定や課題克服のための行動、自己管理です。このような TO DO 思考では心の状態として自分に厳しくなります。

TO DO思考で行う弊害として

・たくさんできたことがあったとしても1つでもこなせないと罪悪感を感じたり自己肯定感が下がったりする
・タスク管理に追われて自分の感情が置いてけぼりになる

があります。

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そしてこのような状態になってしまう背景に、次のようなことがあることもわかりました。特に自分に厳しい人に多い傾向です。

・「今のままじゃだめだ」「何か足さなきゃ」という自己肯定感の低さ
・他者からの評価や他者貢献に存在意義を見出している
・がんばるのが普通だと思って感覚が麻痺している
・自分と対話する習慣がない
・人はそれぞれ違うのに正しい答えでないといけないという思いこみ
・辛さや痛みを自覚できない


手帳が続けられないと悩んでいる人や手帳が続けられなかった過去がある人は、気づかないうちに自分に対して厳しく減点評価になっていないでしょうか?このような心の状態だと、もし手帳が続けられなかった場合に「自分はダメな人間だ」と自分を責めてしまいがちに。結果、自己肯定感が下がってしまう...そういった声をたくさんの人から聞きました。


本来手帳は自分を責めるツールでもないですし、苦しくなるツールでもありません。自分の人生をより良くするアイテムなので、せっかくなので自然に楽しく続けられたらいいですよね。


脱スケジュール管理、なりたい自分から考える「TO BE 思考」とは?

スケジュール管理が自分を傷つけているなら、何をしたらいいのか?その答えはシンプル。スケジュール管理を手放すことです。やるべきことから考えるのではなく「なりたい自分」から考えると良いです。

このような考え方を私たちは「TO BE 思考」と呼んでいます。

TO BE 思考の評価基準は「TO DOリストをちゃんとこなせたか?」ではなく「感情や感性を大事にできたか?」。言い換えると自分を大切にできたか?で考えます。

なりたい自分から考える「TO BE 思考」はスタートが0点で1つできればプラスになり、自分にやさしい考え方。評価方法は加点評価です。やっていることは、目の前のことや日々のタスク管理ではなく、「なりたい自分」に近づくために今日は何をするのか?という問いを立て意識にあげる「センターピン」の設定。なりたい自分を叶える= pure life を叶えるための行動です。自己管理ではなく、自己信頼に日々を向き合います。

TO BE 思考は、なりたい自分から考える、感情や感性を大事にできたか?自分を大切にできたか?加点評価、自己信頼なので、心の状態は自分にやさしいです。

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10個のやることリストを作って8個できたとしても2つのできていないことに目が向いてしまい、自己肯定感が下がったり、自己否定に走ってしまいやすいTO DO 思考。たとえ3個しかできていなくても0からの加点評価で自分にやさしく自己肯定感も上がりやすい TO BE 思考。
同じ3個の項目でも「やらなければいけない」TO DO 思考のタスクに対して、「やりたい」と思える項目が並ぶTO BE思考。取り組む時の心の状態もポジティブ、取り組んだ後の心の状態も自分にやさしくポジティブ、しあわせを感じやすい考え方が TO BE 思考です。


忙しい現代人やまじめな気質の人に大切なことは、自分が気づかないうちに傷つけていた原因を知ることと、TO DO 思考から TO BE 思考にシフトすることです。

では、TO BE思考を取り入れると具体的にどのような変化が起きるのでしょうか?


「TO BE 思考」を取り入れると起きる変化

TO BE 思考はいきなり明日から人生がバラ色になる!...という魔法の考え方ではありません。だけど取り入れることで、がんばって変わろうとしなくても自分のペースで自分にやさしくじんわり自然と変化していきます。

そもそも、急激な変化を私たちは必ずしも良しとしていません。急な変化は先ほどお伝えしたように、がんばって変わろうとするので自分に負荷を大きくかけることになったり自分に厳しくなったりします。

宝くじの高額当選者がその後お金をすぐ使い切ってお金がなくなって苦労したり…というような話も、同じように急な変化によって起きた、良くない例と言えるでしょう。

pure life diaryではゆるやかな右肩上がりやじんわり自然と変化していくことが良いと考えています。(もちろんケースバイケースやイレギュラーもあります)

その答えにも絶対的な正解があるわけではありません。十人十色と言われるように、人それぞれ感じ方も異なれば、性格も違います。合うやり方も違います。それぞれ違いますが、私のもとには次のような声がたくさん届いています。

「今まで手帳が続いたことなかった私が続くようになりました!」
「自然と自分にやさしい気持ちになってきました」
「自分にとって大事なことが日々意識に上がるようになりました」
「気づいたら自分の心地よいペースで自然と変化してました」
「感性をみがくことを生活に取り入れられるようになりました」
「少しずつ自分に自信が持てるようになりました」


TO DO 思考からの TO BE 思考へのシフト、少しでも取り入れてみませんか?


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ということで、今日は手帳を人生により良く活かすための思考法についてお伝えしました。

現在多数お問い合わせをいただいてますが、あいにく2022年版のpure life diaryは完売しています。今秋に2023年版を発売する予定ですので、LINEやインスタをフォローして最新情報をキャッチしてくださいね。

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