ビルドファイターズ時空の闇
最近みんな優しいビルドファイターズ時空?のSS書いたりしてるけど、みんなしゃーわせなビルドファイターズ時空に「一人だけ、ビルドファイターズ時空で悲惨な目に遭う人物」を見つけてしまった。
バナージである。
愛するミネバがやはり時空の補正で父母現在ルートを選ぶ為、高校時代にミネバとフツーに知り合い惹かれていって、立ちはだかるのは巨大な憎悪。
「やらせはせんぞぉっ!」
例えば清く正しく手を繋いで自宅にミネバを送るその時に、浴衣(無論、肩にトゲが付いている)のドズル閣下が夕刊取りに出てくる訳さ。
びたん
NT-D発動時の様な強烈なGを感じたバナージはコンクリートブロックに衝突。叫ぶミネバ、狼狽するドズル(もう、すごくナチュラルにミネバに接近するものを排除したが、それは半ば無意識であった)
お詫びに夕食に招待されるも、バナージにとっては「そこは戦場」
料理の味が全くしない。
「バナージ君、ちょっと話をしよう」
居間から客間に場所を変え、サイド3名酒「美濃府数寄」の一升瓶を片手にミネバの生まれてからの話を延々と始めるドズル閣下。
この世の地獄と言っても良い。
ミネバは俺が守ってきた、これからもだ。しかしこれからは第一にお前が守る事になるのだぞと詰め寄るドズル。美濃府数寄は既に3本目だが酔いが回る気配は無い。まぁ、ドズルにとってこの場はコンペイトウ守備戦ですわ。
清く正しくミネバと付き合って来た……実はキスぐらいはしてるんだけど、それをばらすとこの巨漢に雑巾の如く絞られる(物理)のは想像に難く無い。ていうか、一緒に帰っただけでドズルさんもう結婚相手として見てますからね!
更に、ミネバはザビ家初孫なので、何処からか話を聞きつけた眉なし
が、家族会議だバナージを呼べとか言い出して
キシリアは探偵にバナージの素行調査を依頼。
ザビ家の良心たるガルマはザビ家の経営する金属加工会社の北米支社でリセリナとイチャイチャしていた。
そして家族会議当日。タクシーを降りたバナージの前に巨立するはズムシティー
普通ならこの時点で腰が砕けます。それでもっ!と立ち上がるバナージが玄関で見た家族の肖像画がこれ。
この絵には無いが多分サスロも生きてんで。普通なら「ミネバの実父って実はガルマおじさんなんでは?」ぐらいに思うのであろうが、純情なバナージは「ゼナさんの遺伝子パねぇな」ぐらいにしか思いません。
そして顔合わせ。うわぁこの人達と親戚になるのか……とか、でも1/4の確率でガルマ遺伝子が出ればミネバとの子にもワンチャンあるとか考えます。惜しいなバナージ、サスロも居るから1/5だ。
続くかも。
なお、結婚披露宴の司会は当然ギレンが担当し、何故かみんなでジーク・ジオンを唱和するまでは確定です。