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ちょっと惜しい

こんな記事を見かけた。

直接の引用先のiPS細胞活用はまだ可能性はあるが、この記事が引用してるTwitterのツリー先にある「若者が血を売って大儲け」はまず無理なんよ。ていうか皆は何故献血は無料でやるもんか考えたことはないか?

昔は血を売れたのである。

実際低所得者層が売血して赤血球が回復する前にまた売血して「黄色い血」とか言われたり、肝炎移っただの何だの散々だったんや。それが問題視されて今から5〜60年前に売血は禁止となり、今では血は無償提供する物になっておる。(菓子やジュースは飲めるのであるが)

法制的にダメなんよ。ヤーさんの資金源になったりしたし。

で、最近川口駅近くの献血ルーム見てる限りでは「どーも献血が捗っていない」様なのである。するとiPS細胞による血液増産が産業化したとしても、暫くは医療目的の血液になるであろうし、コスト的に折り合うまではやはり献血主体になるのではあるまいかー。

だいたい、献血頻度とか量的に考えてもだ。流石に「裕福になれる」程の価格では売れないであろう。悲観的に見て献血一回で吉野家でカシラの大盛り+ギョクと豚汁足せる程度、楽観的に見ていきなりステーキでアンガス牛赤身300〜450g行けるぐらいか。既に無償の献血が存在するのに何故高額で販売できると思うのか。運良く目の前でビルゲイツやイーロンマスクが刺殺されそうになったり重体になる様な事態に出くわして、たまたま何かの条件から貴方の血を失血死ギリギリまで使わにゃアカンみたいな究極条件でも無ければ「売血で大儲けだぜ!」は絵に描いた餅どころか絵に描いた宝くじみたいなもんだ。

どうせ夢を見るのなら、生化学とか分子生物学学んで京大の山中教授のところでiPS細胞極めて「名誉も名声も、銭もまとめてGetだぜ!」を目指すべきだ。

こちらの方がまだ夢がある。

方針変えて、noteでの収益は我が家の愛犬「ジンくんさん」の牛乳代やオヤツ代にする事にしました! ジンくんさんが太り過ぎない様に節度あるドネートをお願いしたいっ!