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データストーム仮説

あくまでも私が想像する話だよ。こうした方が物語のプロット生きるかなと思うんだ。(ラスに新しいバージョンの仮説リンク入れました)

データストームなる事象はガンドアームに自然発生した自意識(自我)と、パイロット自我の混濁である。


ガンドアームはガンド技術による義肢コントロール技術の発展系だが、ガンドアームにする=人体の全てをほぼ100%ガンドで作る事により擬似神経系と処理アシストAIが有意なレベルで複雑化して自我を産む。この自我を持つ機械をパーメット大量投入により無理矢理深リンクすると、パイロットとガンダムの自我の混濁が発生して「まるでモビルスーツの様に自律行動が取れなくなる」……つまり、廃人化するのである。

これを回避する為にはスレッタとエアリアルの様に「互いの個性を認めて」共同作業としてモビルスーツの運用をしたら良いのだが、ガンドアームは元々そんな運用を想定していない(義肢コントロールテクノロジーだからね!) マトモに義肢技術の延長として考えて、擬似神経系の複雑さが自我を産むなんて無茶苦茶な話を受け入れないなら、フツーはガンドアームに自意識があるなんて考えない。

が!

カルド・ナボ氏は幼いスレッタ(エリクト・サマヤ)に方便として「母親が相手してるルブリスは赤ちゃん、お前の妹」と解説してしまい、幼い子ダヌキだったスレッタはそれを疑いなく信じてしまう。更にその「物の例え」は誰もそうは考えていなかったが、ズバリ真実だったのである。

それじゃ仕方ない

その為、疑う事を知らない子ダヌキちゃんは「教えられた通り」ルブリス(の中にある後にエアリアルと呼ばれる個性)と協調して蝋燭を灯してしまうのであった……

という事で、ちゃんと相手の個性を認めて「協調したら」ガンダムは誰にでも操縦できるのだが、ガンダムに自我があるなんてのは想定外の話であり「そんなやり方する奴はスレッタしかいない」
だからエルノラはガンダムと深いレベルでリンク出来ないし、出来ない理由も「既にガンド義肢を利用してガンドの扱い方に習熟していたから」と考えられる。ガンダムだもの、誰も巨神ゴーグや龍神丸だとは思わんよ。

で、この構造は水星の魔女のクソ親どもの子供の扱いと相似形になる。いつまでも自我が未発達の「子供」として、親の言う事に従わせるだけだと「上手くいかない」と言う訳だ。互いの個性を尊重して「より良い関係」を構築する必要がある。強制を繰り返すと発生するデータストーム廃人化は御曹司や御息女の皆様の未来予想図である。

スレッタとエアリアルが決闘を繰り返して、他者が「どーしても勝てない」となった時、漸く「何故エアリアルはスペシャルなのか」と言う疑問に到達して……残念な親御様一同は自分家の親子関係の不味さに思い当たると言う構図が作れますな。何故君らのガンダムがイケてないかと言うと、君らのやり方自体がイケてないのだ。

一見ガンドアームに詳しそうなプロスペラかぁちゃんも、データストーム回避にAI持って来ると言う発想はあったが「元々そこに自我がある」と言う発見には至って居ない。現時点ではエアリアルの存在に気付いて居ないのだろう。案外子供を見ていないとゆー暗示やろか。(まぁ、育てたのエアリアルっぽいしなぁ)

んで。
データストームの理屈やロジックが解れば廃人化回避も復帰もできる。廃人化した皆様は実の所「ガンドアームの様に身体を動かす事なら出来る(ガンドアームとの意識混濁だから、ガンドアームみたいには身体操作出来るのだ)」ので、全身ガンド化してしまえば良い。逆に言えばエアリアルをガンドロイド化(ガンド技術によるアンドロイド化)出来たら同じ方法で救済可能なのではないか?

上記の記事でも触れたが、結局水星の魔女って話は「スレッタとエアリアルの関係性を解き明かして行く事で諸事全てが問題解消して行く」と言う、すごぉくご都合主義な展開になると思います。話が全て「偶然」だけで転がる話は正直駄作のような気もするのだけど、貫き通して成し遂げてしまえば俺の勝ちであるとヒトデサングラスのドリルマンも言っている。

5話の内容反映してアップデートしたよ!

方針変えて、noteでの収益は我が家の愛犬「ジンくんさん」の牛乳代やオヤツ代にする事にしました! ジンくんさんが太り過ぎない様に節度あるドネートをお願いしたいっ!