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それは蕎麦というには凄過ぎた

現在、私は仕事の関係で埼玉北部から栃木県足利市〜群馬県南部を定期的に機器メンテナンスで巡回する仕事を受注してたりする。
当然巡回時には日程を提出して回る訳だが、各地でトラブルがあった場合に備えて2〜3時間の作業を見込み計画を立てる。するとトラブルが無かった場合に「かなりの暇」が出来てしまい、せっかくだからとちょいちょいミニ観光や食べ歩きをするという次第。仕事なんだかドライブなんだか分からんなと。

で、今日の昼飯はこちら

群馬県桐生市と栃木県足利市の境目あたりにある「第二宮嶋庵」さん。とりあえずググルマップで蕎麦屋探して比較的近い☆4超え店として目星を付けた。11時半開店なのに11時15分ぐらいに到着。しばし待つ……ふーん、盛りが多いのか。肉汁うどん大盛りは止めて、鳥から一個頼むかなぁ(ローカルガイドの口コミを見た)

なお、この辺の風景は拙作「ユギニアシリーズ」の山裾の町のイメージソースになっている。

ちょいちょい里山風の低山があり、メイン道路から少し坂を登った所に民家がある。山の方の村落なんかでよく見る風景。生活の中に山が普通に存在する……そんなエリアだ。

で、蕎麦屋話に戻るが……平日日中なのに昼前に満席。これは期待出来る。

とり唐揚げ。確かにデカい。小諸そばのつもりで2個頼まなくて良かった。一個220円也。そして……

ラーメン二郎や大勝軒かな? これが普通盛りである。大盛りではない。
右の腕がつけ汁なんだが、何故かもやし茹でたのがトッピングされている。その下に豚肉が鎮座しているのだが出汁とり用のペラペラバラ肉ではなく、極厚ベーコン刻んだみたいなゴツいのがおる。
蕎麦に至ってはお上品な蕎麦屋の3倍はある。普通大盛り頼んでもこんなには来ない。そして蕎麦としては極太だ。群馬のうどんに比べりゃ細いがな。がはは。
通常、蕎麦というのは「手繰たぐる」物だが、こちらの店では蕎麦といえども「手繰れない」
稲庭うどんみたいな感じだからな。少量掴んでモッシャモッシャと咀嚼しなければならない。

通常の細切り蕎麦の場合、よく噛まずに飲み込んで喉越しを楽しむ。結果として「掻き込む」形となり、満腹中枢が動くまでのタイムラグで大食出来るという寸法だが、全ての食材が「良く噛んでね」状態のこちらの蕎麦では「タダでさえ量が多いのに」圧倒的に大食し難いという問題がある。
周囲の客がブルーカラーばかりなのも納得だ。これは働くお兄さん向けの食事よね(まぁ、私も作業着だしブルーカラーなんだが)

食い終わって残作業を終え、帰りの車内で腹がきつかったっす……車移動で消費カロリーが少ないこの日の私的には辛かった。
が、鳥の唐揚げは味がしっかりしててよく揚がっており、蕎麦も太いが悪くない(ただ、量的に飽きが来るかもな) 私がかなり頑張って食い切る量なのにお会計1200円未満なのは特筆に値する。とり唐揚げ無ければ1000円未満。つーかとり唐揚げは盛り蕎麦とかと合わせるべきで、天ぷら蕎麦や鴨南蛮とは避けた方が良いかも……

まぁ、両毛線小俣駅と桐生駅の真ん中辺だし、東京方面から食いに行くには中々に難しい場所だ。

この辺の食レポ、次は「係争となっている」幅広うどん辺りを取り上げたいね!(埼玉北部と群馬の民が互いに自分の所の名物と主張している。つーか利根川エリアの名物でよかない?)

方針変えて、noteでの収益は我が家の愛犬「ジンくんさん」の牛乳代やオヤツ代にする事にしました! ジンくんさんが太り過ぎない様に節度あるドネートをお願いしたいっ!