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ディスクドッグガールを読む上で押さえておきたいこと

大変楽しみにしている話だが、ふと「イッヌを知らない人には分かりにくい描写があるかな」と思い記するなり。

和犬と洋犬はかなり違う

皆がよく知る柴犬とかと、ウチのジンくんさんなどは性格とゆーか、デフォルトの状態が実はかなり違う。

ミニチュアダックスフントのジンくんさんは尻尾をあまり上げない。上図ではかなり高く上げているが、これはかなりテンションが上がっている事を示している。洋犬はあまり尻尾上げないのだ。オヤツを前にするなどテンションが天元突破すると和犬の様に尻尾が高々と上がり巻かれる。

これに対して和犬は

胸を張り、耳を立て、尻尾はマキシマムに巻き上がっている。本人たち(ほんにん?)は普通にしているつもりなのだが、洋犬からはこう見える。

戦闘態勢!

柴や秋田のデフォルトは洋犬からは「襲い掛かる直前状態にイキっている」様に見えてしまう。実際彼ら洋犬は臨戦体制時にこの様な姿勢を取る。いや、和犬の彼らは楽しくお散歩したり家でのほほんとしているのだが

居住まいが既にヤクザなの。
この、イッヌの本能的かつ見た目によるテンション判断により、洋犬の子供は気の良い日本犬が苦手になるパターンがある。イッヌって会うと互いに匂い嗅いで匂いで個体認証するのだが、日本犬の場合見た目が戦闘準備態勢なので

メンチ切ってる様に感じられるんよ。

この為、陽気で明るく、誰とでも遊ぼうよ!と気さくな態度を示す和犬は
「ようニイちゃん、楽しく呑んでるじゃねぇか。こっち来いよ奢ってやるから!」
と手招きするヤクザに見える。軽めに見てもビーバップハイスクールである。
無論ヤクザではなくヤクザに見えるカタギで別に喧嘩っ早い訳でもないのだが、見た目的には本これ。
最新のエピソード3では柴のお父ちゃんが出て来るのだが、「ウチに来なさい。茶でも飲みながら『少し話そう』」と語る柴犬人のとーちゃん描写を見て私の脳内に浮かんだのは

高倉健のイメージであった。いや、ヒロインのとーちゃん普通にしてるんだろうけど、私から見ると高倉健だし、対応を誤るとこうなる。

ぎゃあ。

ダッシュで逃げたくなる。本人(ほんにん?)普通に娘の彼氏?的な主人公と本当に話をしたいだけなんだろうが……

イマジナリー文太さん居ない? ねぇ、和傘が見えるのは何故?

大体彼女の家に行き男親に会うのはそれなりに緊張するやんけ。それが高倉健だったらどーする? しかも当人「娘のボーイフレンド! 嬉しいきぶん!」と尻尾パタパタして

という感じなのだが、

イッヌの心象風景的にはこーよ。

この辺のニュアンスが分かるとまた楽しいのかな、と。

方針変えて、noteでの収益は我が家の愛犬「ジンくんさん」の牛乳代やオヤツ代にする事にしました! ジンくんさんが太り過ぎない様に節度あるドネートをお願いしたいっ!