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2024-04-21

洗濯物を干し、洗い物をして手のケアを済ませたのちは、家事の中で最も苦手な片付けを、少しだがやった。
平凡な1日だ。

しかしその平凡で平和な時間が、いかに貴重なものであるかを、わたしは身をもって知っている。
愛猫を抱っこしてブラッシングをして、取れた抜け毛を集めてゴミ箱へ捨てる。これだけでもう、わたしは幸せを感じることができる。


愛猫
耳がちょっと大きめの黒猫

愛猫は甘えたさんのビビりだ。
慣れてくれるまでに、それなりの年を要した。抱っこもブラッシングも、最初は全然させてはくれなかったし、もちろん、人間と一緒に眠るなどは論外であった。
それがいまでは、どうだろう。
浴室にまでついて来ようとする猫に育った。

抱っこもできないかもしれない愛猫が心を開いてくれるまで、わたしが待とうと決意したのは、愛猫にかつてのわたしの姿がだぶって見えたからだ。

愛猫は、あと何ヶ月かしたら、推定11歳くらいになる。
生まれてきてくれて、わたしのところへ来てくれて、本当にありがとう。これからも、よろしく。

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