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十一、セラピストになってよかったこと

セラピストになって良かったことはたくさんありますが、その中の一つに、東京の地理に強くなったことが挙げられます。

私は関東の田舎出身なのですが、東京の街はお店のことは全然知らず、それが若干のコンプレックスでした。

山手線はさすがに知っていましたが、原宿と渋谷が隣だということも知らなかったくらいです。恥ずかしい。

しかし、デートコースの名の下に東京の名所につれてってくださるお客様がいらして、ザ・東京な経験もさせていただきました。
具体的に書いたらちょっと身ばれてしまいそうなので差し控えますが、東京ど真ん中!って感じです。

また、それなりに稼いだのにもかかわらず、持ち前の貧乏根性で、自分一人だったら絶対に行かないようなお店にも連れて行ってくださいました。

それらの体験やお食事は、本来なら自分の稼いだお金でやりくりしなければなりません。しかし、セラピストである以上、そのデート代はすべてお客様のご負担、その上デート、施術代もいただけるというまさに一石二鳥。

こんなことを言うと自分の稼いだお金で食べるご飯だからこそ旨いんじゃないかという声が聞こえてきそうですが、

そんなの関係ねえ。

です。私の座右の銘は

人の金で食う飯がいちばん旨い!

です。これくらいの図太さは必要だと思われます。恐縮しながらご飯食べてもお客様は楽しくないでしょうし。

そんなわけで、お客様のおかげで東京の地理に強くなった私は、もうすっかりグルメになってしまいまして、最近は

鳥貴族やサイゼリヤばっかり行ってます。。

~つづく~



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