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投球モーションのフェーズを理解し分析する
投球モーションは一連の動作ではあるが、
いくつかのフェーズに区切るとことができる。
そのフェーズを理解しておくと、
自分のフォームと向き合いやすくなり、
調子を崩したり体に不具合が出たときに、
その課題や反省点を見つけたり原因究明するときに役に立つ。
今回はそのフェーズを解説する。
より実践的な解説と、
フェーズごとの大切な意識も詳しくお話ししていこうと思う。
【投球フェーズプロ解説】
1、ワインドアップ、セットポジション
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149396225/picture_pc_a8046ef63c5af4bcd9f29230712c4a25.png?width=1200)
これは、投球に入る前の構え。
名前をつけるとしたら、
【ターゲット期】
投球をする前に、
投げる目標に向けてターゲットしてフォーカスする。
どんな球を投げて、
打者にどんなリアクションを求めるか。
イメージを作るなど、
頭を整理して心を決める時間。
この時間にイメージができていなければ、
中途半端な投球をしてしまうことが多い。
大切な第1フェーズとなる。
2、足を上げる
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149396375/picture_pc_37fe8f8a53eaf6ecfa4fa610d1196e81.png?width=1200)
これは文字通り軸足一本で立つ。
軸足とは反対の足を上げ、
踏み込む勢いをつける直前のフェーズです。
名前をつけるとしたら、
【バランス期】
序盤にしてその後の投球に大きく影響を与える大事なフェーズとなる。
名前をバランス期とした事にも理由がある。
このフェーズ時には力み極力抜く必要がある。
バランスに対する意識を重視する事により、
力む意識を分散させる意図がある。
3、アーリーコッキング
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149396386/picture_pc_6c283e2de3040aa96e8167b276c8167e.png?width=1200)
これは先ほど上げた踏み出し足が、
地面に着地するまでのフェーズを言う。
名前をつけるとしたら、
【姿勢確保期】
傾斜の上を並進運動をしていくにあたって、
軸の移行という最大の難所を迎える。
このフェーズもその後の投球に大きく影響を与える。
ここで軸の角度がズレると、
その後の軸の回転効率は下がってしまう。
勢いだけに意識がいってしまうと、
姿勢が崩れ軸も壊れてしまう。
そのため、
並進運動よりも姿勢の確保を優先する名前を、
あえてつけている。
4、レイトコッキング
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