「こんにゃく売り」(徳永直)

 「私」は小学五年生から、働き始めていました。学校に行くのが好きではありますが、少しでも暮らしの助けになるようにとこんにゃく売りをしています。子どもが働くというのはネガティブな印象がありますが、お金の価値を理解するためには早めに経験しておいたほうが良いかもしれません。
 「私」は学校に通っている子の中で自分だけが働いていることにコンプレックスを感じています。現在でも子どもにとっては周りと違うことがいじめの理由になるので他人事のように思えません。

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