「夜の足音」(松本清張)

 粂吉という岡っ引きから竜助という若者へ大店の娘への夜伽の依頼が持ち込まれました。娘は実家へ出戻りしているらしいのですが、とても怪しい話です。竜助は欲にかられて依頼を受けることにします。竜助の行動は終始感情的で現状へ不満を持っているように感じられます。舞台が江戸時代ということもあって現代と価値観に大きなズレがあります。身近に戦いがあると攻撃的な結末に近づくのでしょうか。

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