「雪わたり」(宮沢賢治)

 雪が積もり、固まるくらい残った日、空は晴れていて日光で雪は輝いています。四郎とかん子は外を歩き回っているときつねを見つけます。出会ったきつねから幻灯会に誘われます。きつねの幻灯会の日、時間通りに行くときつねたちに歓迎されます。
 寒い中でも外に出て行きたくなる楽しい空気か漂っています。雪原のまぶしさや美しい月夜、自然の描写を読んでいて飽きないです。きつねたちの優しい世界もとても良いところで、四郎とかん子がきつねたちを信じて出されたものを食べていたり、それを見てこれからも良い行いをしましょうと教訓として良い関係を作ろうという努力も暖かい気持ちになります。

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