見出し画像

【イベントアフター】ぷらり★としまU-30×IKE・SUNPARK 「東池袋でノスタルジックさんぽ―レトロな景観と華やかさが出会う街並みでアフタヌーンティーを楽しむ」を開催しました!

事務局の”t”(小文字)です。さっそく今年二回目の投稿です。

さて、昨年11月に開催した「ぷらり★としまU-30×IKE・SUNPARK 『東池袋でノスタルジックさんぽ―レトロな景観と華やかさが出会う街並みでアフタヌーンティーを楽しむ』」のレポートです。大変遅くなってしまいました…。

①開始前〜準備など

令和4年11月26日(土)13時30分開始。
集合場所は南大塚地域文化創造館の会議室。

南大塚地域文化創造館 第5会議室

当日午前中は雨。午後から曇りとなり、ヒヤヒヤの午前中でしたがなんとかもってくれました…。

配布資料を座席にセットし、皆様をお迎え

②豊島区に昔、川が流れていた!?

この話を聞いて、
「え!豊島区って川がないの!?」
「え!豊島区って川があったの!?」

みなさんどちらで驚かれるでしょうか?
あるいはすでにご存知だったでしょうか?

豊島区内には昔、川が流れていたのですが、現在は全て暗渠化されています。暗渠とは、川を地表から見えないようにすること。なので、地上から川が見えることはありません。

ですが、川があるということは地形に大きな影響を与えます。「なんかこの道、くぼんでるな?」といったように、暗渠化されても川の面影を見出すことができるのです!

…といった話をまち歩きの前に事務局の“T”からお伝えしました。このような視点でまち歩きをしたり、地図を見たりするだけでも楽しいですよ!

③大塚の商店街を歩く〜レトロな雰囲気を楽しむ〜

それではいよいよまち歩き。最初に歩くのは大塚駅周辺の商店街から。大塚駅前には商店街がいくつもあり、個性的で魅力あるお店が揃っています。

大塚駅周辺の商店街を歩いてみる
大塚駅前の商店街を抜け次のエリアに

④東池袋の散策〜辻広場と路地〜

大塚の魅力的な商店街を抜け、次のエリア「東池袋」!「東池袋」の裏路地には「辻広場」が点在しています。

「辻広場」は、東池袋のなかでも住宅が密集している地域につくられた広場で防災用や地域の方々の集会に用いるために作られました。もちろん子どもたちの遊び場としての役割もあります。

最初に訪れたのは「ナマズ広場」
広場の中にはヌルっと大きなナマズ
かつて豊島区には多くの牧場があった「モーモー広場」
ベンチもあるし小休憩にもってこい!「太陽広場」
フェンスに富士山発見!奥にはお立ち台?「富士山広場」
富士山広場の一角には「水窪川の碑」があるはず…
が…「無い‼︎」という衝撃の結末(一時撤去中)

いかがだったでしょうか?日本一の木造密集地域である東池袋に作られたちょっと不思議な「辻広場」は災害時に活用できるように作られていますが、普段は遊んだり集まったりできるように工夫が凝らされた生活に密着した場所です。今回はその一部をご紹介しましたが、全部で??箇所ありますからぜひ見つけてみてください!

⑤東池袋の歴史〜辻広場のできるまで〜

辻広場を巡りながら東池袋の路地を抜け、最終目的地イケ・サンパークに到着!ここからはイケ・サンパークの若松さんと伊藤さんにバトンを渡して東池袋の今昔についてお話を進めていきます。

かつての東池袋〜現在について熱く語る富樫さん

長きにわたり東池袋のまちづくりに深く関わってこられた富樫さんから以前の東池袋の景色についてお話を伺いました。都電やお祭りの話など目から鱗のお話ばかり。地元の方から直接お話が聞ける、大変貴重な時間となりました。

⑥東池袋の現在〜イケ・サンパークの謎を追え!〜

続いて、豊島区立みどりの防災公園(通称イケ・サンパーク)職員の若松さんと伊藤さんによる「イケ・サンパーク」と東池袋の歴史についてのお時間です。

伊藤さんがなんと昔の東池袋にタイムスリップ?!かつてこの場所がどのような土地であったか?どういう経過で今の形になったのか?現地からレポートしてもらいました。

豊富な写真でわかりやすい解説
巣鴨刑務所の排水路で使用されていた石積みモニュメント

かつてこの地には「巣鴨刑務所(巣鴨プリズン)」がありました。その後「造幣局」が置かれ、造幣局の移転後は防災公園として「イケ・サンパーク」が誕生しました。当時の様子を振り返ることで、身近な公園だったはずが、急に歴史の重みを感じるようになります。また、園内には造幣局時代の桜が残され、イケ・サンパークのボランティアさんによる保全活動も行われています。

この後はみんなでパーク内カフェに移動です!

⑦東池袋の未来〜EAT GOOD PLACEの取り組み〜

イベントの最後はイケ・サンパーク内のカフェ「EAT GOOD PLACE」のオーナー松浦さんのお話とアフタヌーンティーです!松浦さんは、数々のお店を経営しながら、積極的にSDGsに取り組んでいます。

おしゃれな外観と店内、そしてやさしい店員さん
カフェ経営をしながらSDGsに取り組む松浦さん(右)

EAT GOOD PLACEカフェでは、お店の裏にコンポストを作り、ミニ農園(コミュニティガーデン)でボランティアのみなさんとハーブや野菜を育てています。また、年間を通じてコンサートなどのイベントも定期的に開催されています。ぜひ足を運んでみてください!

ミニ農園(コミュニティガーデン)では四季折々のお花・装飾が楽しめます

松浦さんのお話を伺ったあとはいよいよお楽しみアフタヌーンティーの時間!

このボリューム!さらにドリンクが付いて大満足!

アフタヌーンティーというとこれまで軽食のイメージでしたが、ボリューム満点の特別メニューを目の前に、みなさん大喜び!もう一回だけ言いますが、この日のためにご用意いただいたスペシャルなメニューです!

〜Special Thanks〜

さまざまなスポットを巡り、たくさんの人と出会うことのできたイベント。開催にあたっては大変多くの方のご協力をいただきました。このご縁を今後も大切にしたいと思います。

東池袋の街の成り立ちや街づくりについてお話しいただいた富樫様

SDGsの取り組みについてお話をいただき、素敵なアフタヌーンティーをご用意いただいた松浦様、EAT GOOD PLACEの皆様。

当日ご参加いただいたイケ・サンパーク広報大使宇崎真里亞様

本イベントを一緒に企画していただいたイケ・サンパークのみなさま

そして、当日ご参加のみなさま

本当にありがとうございました!

終わりに


このページをご覧になり、当日ご参加いただけなかった方にもイベントの雰囲気を少しでも感じていただければ幸いです。

ぷらり★としまUー30は豊島区の魅力を若者目線で見つけ、発信することを目的とするプロジェクトです。2018年に始動し、地域の方のご協力をいただきながらイベントを積み重ねてきました。

コロナ禍になり、直接集まることが難しくなったことでSNSを開設、オンライン上での活動を開始しました。イベントの紹介や地域の名店、楽しい施設などを取り上げ、これまでにたくさんの写真を投稿してきました。

現在も大人数で集まることは厳しい状況ですが、以前と比べると小規模ではありますが、実際に集まることができるようになり、多数のご参加をいただけるようになりました。

今回のイベントでは、本事業を運営する地域文化創造館の職員がガイドをするという新しい試みを実践しました。その中で、新たな気づきや反省点もありましたので今後のイベントで活かしたいと思います。

ぷらり★としまUー30を運営することで培った経験やつながりを今後も大切にし、豊島区の魅力を発掘し、もっと発信していきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?