【訳詩】お尻賛歌

ルシール・クリフトン

これは大きなお尻
動き回るために
スペースが必要
ちいさなかわいい服は
合わない
これは自由なお尻
尻込みするのは好きじゃない
奴隷なんかになったりはしない
行きたいところに行く
やりたいことはやる
これは力強いお尻
これは魔法のお尻
男たちをうっとりさせることを
知っている
コマのようにきりきり舞いさせることも

今日見つけたばかりの詩ですが、非常に気に入ったのですぐに訳してみました。自分の体、自分が自分であることに誇りを持とう、という詩ではないかと思います。ユーモアがあって、明るい感じが好みです。作者のルシール・クリフトンのことは全く知りませんでした。アフリカ系のアメリカの詩人です。機会があったら、彼女の詩をもっと読んでみたいです。


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