安心してうんこを漏らせる社会へ!
先日、娘(7歳)がうんこを漏らしました。
朝早く起きてうんこを漏らしていたようです。若しくは、うんこを漏らして目覚めたのか…そこは定かではありませんが、そこはそんなに重要な問題ではありません!
妻と私が目覚めた時には、すでに娘は何食わぬ顔でテレビを見ていました。
妻がトイレに行くとうんこ臭と共にトイレマットにうんこが付いていたのです。
妻は怒ります。
うんこを漏らしたなら言いなさい!と。
その後、私は言いました。
「不安だったでしょ?うんこ漏らしたらパパに言いなさい。パパも大人になってからうんこ漏らしたことあるんだから!」と。
その言葉で娘の不安げな表情が変わり「大人でも漏らすんだ!」とニヤニヤしていました(笑)
ちなみに、妻は大人になってからうんこを漏らしたことがありません。
しかし、私は20歳を超えてから2回ほど漏らしています。そのため、うんこを漏らした時の不安感と絶望感と焦燥感…命はあるのだけれど死んでしまったような、“あぁ、これが社会的な死か”と思わせてくれる感情を知っています。
そんな負の感情が押し寄せてきてもまだ希望はあるのです!そう、命です。
命に別状はありません。
死んでしまったのは社会的な私。
そこに気がつくと一筋の希望が見えてきます。
「隠し通せば社会的な死は訪れないんだ!」と。
まぁ、我が娘が社会的な死まで考えていたかは分かりませんが(笑)
うんこを漏らしたことで不安や恐怖に支配されて、それに対して小さな脳みそで必死に考えて、最善と思われる対応をしたことは容易に想像できます。
《うんこを漏らしたことのある私》と《うんこを漏らしたことのない妻》とでは対応に差があるのも納得です。
経験者にしかわからないことがあるからです!
しかし、ここで終わってしまえば思考停止です。そこから先には進めません。
きっと漏らしたことのない人たちは、漏らした人たちの気持ちが分からないのです。なぜなら、漏らしたことのある人たちから話を聞く機会がないんです!!
ならば漏らしたことのある人たちは、漏らしたことを情報発信していけばいいのです!伝えていけばいいのです!!
知ってもらいましょう!!
「人はうんこを漏らす」ということを!!
そこでTwitterです。
このtweetが想像以上の反響でした(笑)
何人も「漏らしたことあります」と告白してくれた方がいました!!
ちなみに1度目はコンビニのカツサンドを食べた後に急激に催しまして…どうにもならずに我がうんこは産声をあげましたf^_^;
2度目は長女の入学式の日の朝にオナラだと思ったのですが、我がうんこは産声をあげましたf^_^;
そこでTwitterアンケートしてみました!
どうですか??
大人の約41%がうんこを漏らしてるんです。
思ったより多かったです!
結構な割合の人がいる漏らしてますよね^ ^
10人いたら4人は漏らしたますからね。
人前で喋るのが苦手な方は“この中の4割はうんこ漏らしたんだな”と思うと親近感が沸いて緊張感が緩んでくることでしょう(*´-`)
また、漏らした人の半数以上が公にしていません。
これはきっと「うんこを漏らす」という行為は恥ずべき行為、それがバレたら嫌われる等のマイナスイメージが強いからだと思います。
大人の41%が漏らしているのにも関わらず何が恥ずべきなのでしょうか??
大人が41%も漏らすということは「人はうんこを漏らす生き物なんだ」ということです!
前提条件が違います。
「大人はうんこを漏らさない」ではなく「人はうんこを漏らす」という前提で考えてください。
恥ずべきは「うんこ漏らした人」をバカにする行為だと私は考えます。(笑いに変えるのはOK!)
そこでもう1つアンケート。
さぁ!みなさん!!
「うんこを漏らした!」と告白してもドン引きする人なんてほとんどいません!!!!
安心してうんこを漏らしたことを告白しましょう^ ^
ついでにもう1つアンケートをとりました!
女性ホルモンであるプロゲステロン(黄体ホルモン)の影響で身体に水分を溜め込みやすく(便が硬く)なり、腸の蠕動運動も抑制されます。そのため、女性は便秘になりやすいんですね。
だから、まぁ、予想通りの結果ではありましたが…女性もまぁまぁうんこ漏らしてますね!
ここで、一度まとめます。
●18歳以上の大人の41%がうんこを漏らしたことがあります。
●うんこを漏らした人の半数以上が誰にも言わずに秘密にしています。
●うんこを漏らすのは女性よりも男性の方が多いです。
●「うんこ漏らした」と仲の良い友人に告白してドン引きされる確率は1%です。
ここから考えられることは
◆人はうんこを漏らす生き物であり、たまたま漏らさずに過ごしている人が約6割います。
◆うんこを漏らすことは恥ずべきことではない。
◆うんこを漏らしたことを告白しても大丈夫!
◆うんこを漏らしたことを秘密にすることで「うんこを漏らす」という人が少ない、恥ずべき行為というイメージを持ってしまう
では、ここからが本題です!!
(えっ!うんこは前振り?!笑)
この「うんこ漏らし問題」何かに似ていると思いませんか?
・・・これは「障害者」に対しての問題と似ていると思うんです。
人は最終的にはみんな死にます。
病気にもなりますし、怪我もします。
大多数の方は元気でしょう。しかし、一定数そういった“いわゆる障害”を抱えている方は存在しています。
そういった人たちを受け入れる社会、助け合える社会こそが社会のあるべき姿なんじゃないかと私は思うわけです。
人はうんこを漏らします。実に4割の大人が漏らしています。
大多数の6割は漏らしていませんが、うんこを漏らした人は4割も存在しています。
しかし、少数派の人たちはこわいんです!
数の力は恐ろしいですから「私はマイノリティー(少数派)なの」と告白することがこわいんです!!
マイノリティーを受け入れませんか?
自分が多数派集団に属しているから安心、というのもあると思います。
しかし、唐突にうんこを漏らす日はやってきますよ?
怪我や病気は、足音も立てずに近づいてくることもありますよ?
自分がいつマイノリティーになるかは分からないのです。
その時のためにも「うんこを漏らしても安心な社会」にしましょうよ!
そう考えていくと・・・
「うんこを漏らした」と安心して言える社会って、それと同時にいわゆる障がい者の方が安心して暮らせる世の中なんじゃないかと思うわけです!!
私は理学療法士なので、病気や怪我のことやそういった方がどういった生活を送っているのかをある程度知っています。
そのため、どう対応したら良いかもある程度は把握しています!
でも、そういったことを知らない人がほとんどですよね?
人は知らないことに恐怖や不安を覚えますから、そこを受け入れがたい気持ちはわかります。
そこは今まで医療・介護という現場が一般へのプロモーションを怠ってきたとも言えると思いますf^_^; それは私たちの今後の課題です。
しかし、うんこはどうでしょう?
みんな、うんこしますよね?
それをちょっと漏らしただけです。
みんな、うんことは密接な関わりがあると思います!
まずは、うんこを漏らしたことを公表してみてください!!
仲の良い友人であれば、距離を置かれることはほぼありません^ ^
この動きが広まれば「うんこを漏らすことは割と普通」な世の中になります。
まずは知ってもらいましょう!!
人はうんこを漏らすということを!!!
サポートはいりません!!それでも少し…という方がいらっしゃれば、シェアという無料でできるサポートをお願いいたします^ ^