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FF14依存の彼と別れるべきかもしれないと思った話5


まさか自分がff14ユーザーになるなんて


弟子入り初日
とりあえずセットアップ
ユーザー名を決める
どうでもいいからすぐ決まる
顔も髪も細かく設定
こちらもどうでも良い
これかなり個性でるんよな〜と
急に西寄りであろう口調になる彼
どっと疲れる

セットアップしたところでオープニング的な
映像流し観

まだ何もしていないが
すでに心は限界だ

つまらない退屈つまらない退屈つまらない

辞めたかった

私より隣で観ている彼が興奮
うわぁぁ懐かしいーーー!!!
めっちゃ映像綺麗じゃん!!!
前より良くなってんなぁ
うるせぇ

操作に手こずる
真っ直ぐ歩けない
走ると斜め
ドアップ

このゲームの何がいいのか全くわからない
何を目指して進んでいるかすらわからない
辞めたい気持ちが先行して覚える気がない

すぐ彼に次どうすればいいか聞く
それを考えながらやらないとね〜
このゲームは頭使うんよ〜
と返される
頭を使わないゲームなどない

イライラして瞬きがゆっくりになる

これはエタバンまで行くなんて無理だ
辞めたい

苦痛だ

隣がうるさい
まずは1人でやってみよう
初日で独り立ち

毎日1時間寝る前にやってみる
1週間続けた

なんとな〜くできた
歩行も慣れた
たった1週間だがやっぱり心は変わらず

つまらない
苦痛だ
生活全てのモチベが下がる

精神安定上よくないので
辞めることにした
二度としない

ここからどうするか
エタバンの件はどこかのタイミングで
決行しようと自分に打診する

そうだこれは長期戦だった
私は2ヶ月もの間騙されていたんだ
それ以上の期間でやることが
目的の中の一つでもある
一気に目の前が明るくなった
気持ちまでポジティブ

ff14をもうやらなくていい
結論それが本心だ

長期戦とはいえこの間にたくさん仕掛けたい
仕返しは一つでも多い方がいい

彼に話を持ちかける
私 『自分の時間をもっと増やしたいんだけど、家のことと仕事で今の状態だと自分の時間を楽しむ体力がないの』
彼 『いや、別に頼んでないし』一回死ね
私 『そうじゃなくて今までしてたから急にしなくなったら感じ悪いじゃん、だからお互い自分の時間で動いて自分の時間優先した方がいいかなと思って』
彼 『別にいいよ』
私 『じゃあご飯はお互い適当に食べて生活しよ』

彼は急に突き離された気持ちになったはず
しゅんとして一点を見つめている
どう返そうか考えていたに違いない
私に突き離されたと感じたからじゃない


ご飯が食べられないからだ



給料のほとんどは固定費の支払いで消えている
彼にはもう一つ依存していることがある
コンビニ依存だ
こちらも依存歴が長く一日一度は必ず行く
買うものがないのにとりあえず寄る
慢性疾患レベルだ
コンビニで食事まで毎食買ってたら
金欠どころか足りない
タバコも吸う銭食い

食事の提供停止
ゲームどころか命の危機だ

生活そのものを追い込こむ流れをもっていく

今日から私は私のルーティンで
私が食べたい物を好きなタイミングで自炊する
自分の分だけ

彼の心を貧しくし心神耗弱させるのが目的だ

ゲームをするとご飯がないという思考にさせる
一番大好きなことをすると死に繋がる
大袈裟

スーパーで近くにいたおばさんが
りんごを買ってる友達に話しかけていた
おばさんは
りんごなんか何年も食べてないと言っていて
高くて買えない、お金がもったいないと主張
なのにカゴにはお菓子、惣菜、冷凍食品、
菓子パンの山
数日分の買い物かもしれない
近所の悪口、死んだ生きたの話
他人の話ばかりで自分を見ていない
歯がなかった
私はこの人の健康状態より
心が貧しいと思った
寂しくて悲しくなった
おばさんからしたら余計なお世話だ
私より長く生きている先輩だ
失礼なことを言っている
ごめんなさい

私は食べた物で身体も心も作られると思っている
それが思考に影響すると本気で信じている
その延長がその人の生活を表すように見える
私は重度のめんどくさい女だ
だから普段は隠している

作るものは簡単でいい
食材を選んで
自分で作ったものをいただくということで
健康なマインドを保つことができるようになった
些細なことだが
自分で選ぶということが物事を選択する時
自分はどうしたいのかと考える癖がついた

人は誰と一緒にいるかで生活も意識も変わる

彼と生活して
ジャンクフードを食べる回数が増えた
食べたくて食べるんじゃない
無意識に食べている
彼が食べているから
一緒に同じものを食べる
食べ物にこだわりすぎるのもよくない
一緒に同じものを食べてその場を楽しみ
笑顔になる
それがジャンクフードでも
心にとっては栄養になる
※スピ系疑惑から宗教臭くなってきましたが
無所属一般です

オフ会事件で
彼と付き合う前の自分を思い出した
我に返ったような気持ちだ


お母さんが作る唐揚げが大好きだと聞いている
だから私は一度も彼に唐揚げを作っていない
お母さんの作る唐揚げの次に好きなのは
ローソンのからあげくんだ
からあげくんを超える母の唐揚げ
それを聞いただけで母に対する気持ちが
どんなものなのかも伝わってくる
泣ける
私が作る料理を一番おいしいと
思ってほしいわけじゃない
唐揚げが食べたくなったら
お母さんに作ってもらったことを
思い出してほしいからだ
彼にはその気持ちが欠損している

食事を通して誰かを思う
実家を出て初めて感じる親のありがたみ
こういう心の循環で
思いやりの心は作られるのかもしれないと
思っている
私は遠い過去にこのことを経験した

こんなことさらけだしたら重たすぎる
悲鳴級の重い女だ


その夜私は1人分のご飯を作り
次の日のお弁当用のおかずを何品か少量作って
冷蔵庫に入れた
弁当用
とわざわざ付箋に書いてラップの上に貼った
食べるなという意味だ

その日の夜彼はゲームをしなかった
なんだ急に
お互い違う意味で思っている


なんか寂しいと言い出した

なんか食べたいの間違いだ


この作戦を考えてから
冷蔵庫を空っぽにしておいた
彼の大好きな牛乳も買ってない

冷蔵庫を何度も開け閉めする音が聞こえる
ざまぁ



こちらはもう寝る準備に入っていた
今日は同じタイミングで寝室にきて
元気なさげにずっと隣にいる
いつもは眠くないからゲームすると
いちいち言い訳して引きこもる時間

眠れないからゲームしなよ
こちらからゲームすることを勧めた

ゲームしてきなよって言われてするもんじゃない
自分の好きなタイミングでするものだから
そう返された
正気か
寝たふりをかます

諦めたのかコンビニに行ったようだ
お腹がすいてるが正解だった

しかし帰ってきて彼はゲームをせず
リビングでヒロアカを観ながら
朝までソファで寝ていた

翌朝ケンカもしてないのによそよそしい

ゴミの日いつだっけ?

今日ではないと返し仕事に行った

帰宅後珍しくリビングにいる
いつもは部屋へ直行しログインだ

一応現在の心理状況を確認する
私 『元気ないけどどうしたの?』
彼 『何にもないけどなんか寂しいんだよね』
私 『ゲームして自信取り戻してきたら?』
彼 『俺のこと嫌いになった?』
私 『嫌いじゃないけど価値観は違うと思ってる』
彼 『だから自分の時間とか言い出したの?』
私 『そうだよ』
彼 『やっぱり一緒にご飯食べたい』
いい流れだ
展開早くて助かります
気持ちに余裕がなくなってきている
私 『私も作ってもらったの食べたい』
私だけが作るという流れは拒否のアピール
彼 『いいよ』
あっさり答えた
私 『たまにでもいいから作ってくれると私の時間も増えるから助かる』
彼 『言ってくれればいいのに』
こんな状況になったから言える言葉だ


彼は今回の事で学んだはずだ
経験に変わっている
経験は今後に大きく影響する

あちらも考えて物を言うようになるはずだ

悪用するか
更生するか

こちらも力をつけておかなければ

エタバンのことは忘れていない
頭の中にずっとある

自身の身体を清めておく
くわばらくわばら














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