【1日1事例】難治性喘息患者への訪問リハビリテーション #喘息 #訪問リハビリテーション #喘息日誌

参考文献:難治性喘息患者への訪問リハビリテーション
筆者:渡邊 寿彦, 古田 哲朗, 根橋 浩司, 岡山 大, 田中 宏和, 弓野 大
発行日:2019年
掲載元:日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 29 巻 (2019) 2 号
検索方法:インターネット
キーワード:難治性喘息, 訪問リハビリテーション, ピークフロー, 喘息日誌
【要旨】
・気管支喘息の重症者はリモデリングを来し運動耐容能の低下を招く可能性がある.重症持続型の場合,治療下でも増悪を認め,在宅の現場におけるリハビリテーション(以下,リハ)内容に難渋することが多い.訪問リハビリテーション(以下,訪問リハ)の提供において,対応できない疾患の上位に呼吸器疾患(重度)が挙げられており,在宅における呼吸リハビリテーション(以下,呼吸リハ)を浸透させていく事は急務である.
・本症例は難治性気管支喘息と診断された50歳代女性で,20年間,喘息発作等により入退院を頻回に繰り返していた.
・訪問診療が開始された後も頻回な往診が必要であり,訪問リハも導入された.
・リスク管理,運動負荷量の判断のために,フィジカル・アセスメント,ピークフローメーター,喘息日誌を活用,導入した.
・その結果,リハ中やリハ後の急性増悪や再入院がなく基本動作・ADL能力の向上や身体活動量の拡大がみられた.
【メモ】
・訪問リハの提供において対応できない疾患の中で,呼吸器疾患(重度)は全体の35%で第2位の回答になっ ている
調べた単語:「ピークフローメーター」
・ピークフローとは、瞬間最大風速のこと
・出来るだけ早く息を吐いた時測定出来る「瞬間最大風速」をピークフローという
・ぜんそくは時間経過とともに気管支が広くなったりせまくなったりをくり返す病気。特に深夜・早朝に悪くなるため、昼に病院で検査を行っても病状をとらえられないことがある。ピークフローメーターは時間や場所を問わず、たった3ステップで簡単に気管支のせまさを調べることが出来る

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsrcr/29/2/29_346/_pdf/-char/ja


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